【Q&A】タンパク質の適正な摂取量はどのくらい?

A:タンパク質はほとんどの人が必要量を満たす量として、成人男性では18~64歳で65g、65歳以上は60g、成人女性では50gの摂取が推奨されています。

この量は、体を構成するタンパク質を維持するために必要な量とされています。活動量が高い場合や筋肉量を増やしたい場合は、さらに多くの摂取を目指しましょう。(※12,13)

タンパク質を摂りすぎないように気をつけること

気をつけること

  1. 一日の必要量と摂取量を把握する
  2. 3食に分けて摂る
  3. プロテインの摂りすぎに気を付ける
  4. 運動をして消費カロリーを上げる

一日の必要量と摂取量を把握する

タンパク質は一日の必要量と摂取量を把握することで、摂りすぎを回避することができます。

自分に必要な量を知ることで、体に負担をかけることなく適量のタンパク質を摂るようにしましょう。また、タンパク質はいろんな食材に含まれている栄養素です。普段の食生活でどれくらいタンパク質を摂取できているのかを知ることで、必要量に足りているのか否かを確認することができますよ。(※14)

3食に分けて摂る

タンパク質は一度にたくさん摂取するのではなく、3食に分けて摂るようにしましょう。

タンパク質は必要以上に多く摂取しても体内にとどめておくことができません。また、消化の負担や腸内環境の悪化にもつながるのは、前述のとおり。必要な量を3回の食事に分けて摂ることで、体に負担をかけずに効率よくタンパク質を摂取することができますよ。(※12)

プロテインの摂りすぎに気を付ける

タンパク質を意識して摂るときにとても便利なプロテインですが、こちらも摂りすぎには注意が必要です。

プロテインは手軽にタンパク質を摂取することができるため、ダイエット中やトレーニングを集中しておこなうときにはとても便利な食品です。しかし、手軽だからこそ摂りすぎには気をつける必要がありますよ。まずは食事でしっかりタンパク質を摂取し、足りない分をプロテインで補うようにすると良いでしょう。(※15)

運動をして消費カロリーを上げる

タンパク質の摂取量が多いときには、消費カロリーを上げるために運動を取り入れるようにしましょう。

タンパク質の摂りすぎは、太る原因にもなるのは前述のとおり。タンパク質を多く摂取したときには、消費カロリーが摂取カロリーを上回るようにするのがおすすめですよ。運動をして消費カロリーを上げるのが、タンパク質を摂りすぎても太らないようにするための大事なポイントです。(※4,5,16)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ