銀杏を取りに行こう

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拾う際の注意点

銀杏の外側の皮には、ギンコール酸という物質が含まれており、素手で触ると肌が炎症を起こす危険性があります。(※5)必ず、厚手のゴム手袋など、完全に通気をしない素材のものをはめて作業しましょう。 また、銀杏は雌株にしかなりません。木を見ても区別はつきにくいので、まずは銀杏が落ちている木を探してみてください。

拾ったあとの下処理

1. 水の入ったバケツに銀杏を入れ、ふやけるまで2〜3日ほど浸しておきます。 2. しっかりとゴム手袋をして、外側の果実をはずし、ラグビーボール形の薄い茶色の種子を取り出します。何回も水をかえて、果実をきれいに取り除きます。銀杏同士をこすり合わせるようにすると、上手くいきますよ。 3. 種を天日干しします。風通しの良い場所で、2〜3日ほど干しましょう。 4. 殻の色が真っ白になったころが目安。確認のためいくつか割ってみて、水分がなければ完了です。

生はNG!銀杏の食べ方

電子レンジでの加熱方法

用意するもの

・銀杏 ・ハンマーまたはペンチ ・厚手の茶封筒(なければ薄手の茶封筒を2枚) ・電子レンジ

手順

1. 銀杏の殻を、ハンマーやペンチを使って亀裂や割れ目が入るくらいに軽くわります。この作業をおこなわないと、レンジ内で破裂する恐れがあるので、気をつけましょう。 2. 厚みのある茶封筒に、銀杏を10個ほど入れます。薄い封筒だと、破裂したときにやぶれて飛び出すことがあるので、厚めの封筒、または2重にすると良いでしょう。 3. 銀杏を封筒に入れたら、口を2回以上折ります。しっかりと折り返さないと、飛び出すことがあります。 4. 500Wの電子レンジで、60~90秒ほど加熱してください。2~3個ポンポンとはじけたくらいが、できあがりの目安です。加熱しすぎると、実が硬くなってしまったり、爆発して封筒の中でバラバラになってしまいます。
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