食卓をワンランクアップ!「ケイパー」で料理に深みをプラスしよう

お魚料理やサラダに用いられる「ケイパー」。独特の風味や酸味を持ち、よりお料理をおいしく仕上げてくれます。今回はそんなケイパーの歴史や特徴、どのようにして作られるのか、また代用品までご紹介します。あなたの食卓にもぜひ取り入れてみては?

2017年12月6日 更新

ケイパーとは?

フランスやイタリア料理でよく使われるケイパー。最近では、ご存じの方も多いのではないでしょうか。今回は「ケイパー」について詳しくご紹介します。

ケイパーとは、地中海沿岸やアフガニスタン、イラン一帯に自生するフウチョウソウ科の低木であるケイパーのつぼみを酢で漬けたものです。別名「ケーパー」、「ケッパー」、「カープル」とも呼ばれ、日本名は「トゲフウチョウボク(棘風蝶木」)、「セイヨウフウチョウボク(西洋風蝶木)」といいます。

ケイパーの歴史や特徴

ケイパーの歴史は古く、15世紀にはすでにフランスの記録にはケイパーの存在があったとされています。 16世紀頃にはさまざまな効能も発見されました。抗炎症作用の成分クェルセチンや、抗がん作用があるといわれている成分も含まれています。また、食欲不振を助ける効果もあるとして、多くの料理に取り入れられるようになりました。同時期にはフランスやイタリア、スペインなどで人工栽培がスタート。つぼみより早い段階で収穫し、酢漬けや塩漬けにして流通するのが一般的です。

独特の風味や酸味を持ち、一般的にはスモークサーモンやサラダに利用されています。ほかにも、ケイパーは地域によって色々な使用法がなされています。ケイパーは食品の保存にも役立ちますから、色々な加工製品にも多用されています。また、ケッパーの果実の部分も同様に酢漬けにされますが、これは多く収穫できないため、つぼみより貴重なものとして高く値付けされるそうです。

ケイパーってどんな味?

ケイパーはその独特な風味が特徴で、お料理の隠し味としてよく使われます。地中海が発祥ということもあり、多くのイタリアン料理に登場します。アクアパッツァや、サーモンマリネ、魚やお肉のソテーなどに入れるだけで、味を引きしめてくれる優れもの。小さな花のつぼみのピクルスが放つ独特の香りと酸味は、平凡な味にグッと深みを出す重要な役割を果たします。

日本料理でいえば、梅干しやポン酢を仕上げにプラスしておいしさを増すのに同じようなヒントがあります。やさしい味やまろやかな味に酸味が加わると、その絶妙なバランスが全体の味に深みを出してくれますよね。そんな役割を持っているケイパー。ちょっとこだわった欧風料理に挑戦したいときは、ぜひ購入してみましょう!ケイパー自体は通販でも簡単に手に入ります。また、規模の大きいスーパーならばシーズニングとして扱っているところも多いですよ。

どんな料理に使うの?

味を引きしめる役割をもつケイパー。ほかにも、いろいろな料理に活用されています。ここからはどんなお料理に使われるのかご紹介します。

魚料理に

魚料理に

Photo by 魚料理に使われるケイパー

ケイパーは魚料理との相性がよく、さまざまなメニューに登場します。例えば、アクアパッツァに使用したり、アンチョビと一緒にパスタやトマト煮込みに使うのがおすすめです。さらにバターをつかったムニエルやソテーにもよいでしょう。まろやかなバターの風味をケイパーの酸味が引きしめる役割を果たします。

バターやワインでお魚をソテーし香り付けをしたあとに、瓶詰めに入ったケイパーを5~6粒落とすだけで一気に本格的な味へと様変わり。粒が小さいほど良品とされており、値段もそれなりにするのですが、本格的な魚料理には欠かせない必需品です。

野菜料理に

ケイパーは温野菜やサラダといった野菜料理にもおすすめです。野菜と混ぜてサラダそのものの具材として使う場合は、あらかじめ塩抜きが必要。(塩抜きの方法は、水が入ったボールにケイパーを浸し、2~3回水を替えながら塩気が抜けるまで常温または冷蔵庫に保存しておきましょう)

またケイパーをドレッシングに混ぜてもとてもおいしく、マヨネーズを使ったタルタルソースや、ポテトサラダにプラスするとちょっぴり大人の味に仕上がりますよ。コロコロした見た目もかわいいため、よりおしゃれなサラダになります。ちょっとしたパーティーメニューやおもてなし料理にプラスして、センスある食卓を演出してみましょう。
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