静岡県・清水で生まれた「はるみみかん」。味の特徴や食べ方を細かく紹介

静岡県・清水市で誕生した「はるみみかん」をご存知ですか?種が少なく皮が薄いので、皮を剥いたらそのまま丸ごと食べられるんですよ。ジューシーかつ濃厚な味わいは、みかんの中でもトップクラス。はるみみかんについてご紹介します。柑橘系好きは必見です!

はるみみかんとは?

ほのかな酸味と果肉の甘味が魅力のみかんは、多くの柑橘系好きをとりこにしています。甘めが好きな人、とにかく酸っぱいものが好きな人もいたりと、好みはさまざま。

今回ご紹介する「はるみみかん」は、静岡県・清水で誕生したみかんです。”はるみ”と聞くだけで、なんだかほっこりした気持ちになりますね。気になる味の特徴や食べ方、アレンジレシピ、そしてネットでの購入方法について詳しくお話しましょう。

静岡名産はるみみかん

「はるみみかん」は、静岡県・清水区で清美とポンカンF2432の交配によって誕生したデコポン(デコタンゴール)の1種です。春を想像させる味や香りにちなんで、平成8年に「はるみ」と名付けられました。

実際に食べてみると全然違った味わいを感じることでしょう。はるみみかんにはほとんど種がなく、皮をむきやすいのが特徴です。また、果肉ひとつひとつを包むジョウノウ膜という皮が、ほかのみかんに比べて薄いので食べやすく、よりジューシーに感じます。

はるみみかんを栽培するのであれば、日当たり・水はけがよく農作物が育ちやすい土が適しています。庭植えの水やりは、根付いたあとの土の乾燥状態をよく見ながら行ってください。もし日照りが続く時は、適度に水をあげましょう。

はるみみかんの特徴

はるみみかん果実の大きさは、1個当たり180~200g。果皮は厚みがありますがとても剥きやすく、ジョウノウという薄い皮まで食べられるんですよ。果肉はとってもジューシーで、水分を多く含んでいます。とは言っても1粒がしっかりとしていて、皮を剥いても果汁が中から飛び出すほどではないので、顔にかかる心配もありませんよ。

ツブツブ感とプチプチ感、ふたつの違った食感が味わえます。甘みと酸味、そして濃厚な味わいを生かした、フレッシュジュースも売られているんですよ。さっぱりとした中にも、みかんの甘みがギュッと凝縮されています。疲れた体と乾いた喉を潤してくれるはずです。

はるみみかんの産地

「はるみみかん」は、静岡県を中心に栽培がスタートしました。ところが現在では、愛媛県が全国トップの生産量を誇るんだそう。広島県でも栽培されていて、九州、四国と西日本でも生産が盛んなんですよ。愛知県や和歌山県でも生産されているので、これからさらに出荷量が増えて、スーパーや八百屋さんなどで目にする機会も増えていくかもしれないですね。

はるみみかんの旬と収穫時期

収穫は1月中旬からスタートし、2月~3月上旬にピークを迎えます。このように、はるみみかんは取り扱っている期間がとても短く、加えて市場に出回っている量にも限りがあり希少価値が高いので、贈り物として喜ばれること間違いありません。贈答品として柑橘類を選ぶなら、はるみみかんはいかがでしょうか?

はるみみかんの食べ方

「はるみみかん」の食べ方は、とっても簡単。なんと言っても皮がとても薄いので、包丁を使うことなく指でスルッと皮を剥いたら、そのままパクっと食べられるんです。しかも種が少ないので、口の中で邪魔する煩わしさを感じることなく、思う存分味わえますよ。

そのまま食べてもおいしいですが、煮詰めることで甘みが増してコクがでるので、ジャム作りにもおすすめ。それではここで、簡単にできるはるみジャムの作り方をご紹介します。

はるみみかんジャム

【材料】
・水(はるみみかんが浸る程度)
・はるみみかん6~8個
・砂糖(果実と下処理をした皮を合わせた重量の50~60%)

【作り方】
1. 耐熱容器にはるみみかんの皮と水を入れ、レンジで加熱してやわらかくします
2. そのまま1晩、置いてください
3. 苦みの元となる、皮の内側部分の白い部分をスプーンで削り、果肉は適当な大きさにカット。このとき、薄皮が気になる場合はとってOK
4. 鍋に果肉、砂糖を入れ蓋をし、中火にかけます
5. 火にかけている間、やわらかくしておいた皮を千切りにし、果肉がやわらかくなったら加えてください
6. 少し煮詰めたら火を消し、冷めたら完成です

少量の場合は全てレンジで作ってもいいですが、量が多めの場合は鍋の方が調理しやすいと思います。ステンレスやホーローは酸に強いので、柑橘類のジャム作りにばっちりです。

はるみみかんを通販で手に入れよう

「はるみみかん」は、通販でも購入できます。スーパーでは取り扱っていないけれど、どうしても食べてみたい!という場合は、ネットでお取り寄せしましょう。

ポンカンと清美、このふたつのいい部分が凝縮されたはるみみかん。つぶつぶとした歯ごたえがしっかりあり、ほどよい酸味や口に広がる甘味は1度食べたらやみつきに。天日干しにした皮をネットに入れて湯船に浮かべれば、柑橘の香りが気持ちをリラックスさせてくれます。砂糖と一緒に煮て、マーマーレードジャムにするのもおすすめです。

いかがでしたか?

みかんの中でも酸味と甘みが特に濃厚な、「はるみみかん」について詳しくご紹介しました。はじまりは静岡でしたが、今では四国地方でも栽培が盛んで以前よりは入手しやすくなったのではないでしょうか。とは言え生産量が少ないので、収穫のピークを迎える3月までにぜひ1度は、味わってみてください。

そのまま皮を剥いて丸ごと食べてもおいしいですが、ミキサーにかけてフレッシュジュースにしたり、作ったジャムをヨーグルトやアイスクリーム、パンに付けたりと、色んなアレンジを加えて楽しめそうですね。

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