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蓮(ハス)の実とはどんなもの?
蓮の実とは、れんこんの花の実のことです。日本では精進料理には使われていますが、あまり馴染みがないかもしれません。
しかし、東南アジアや中国ではかき氷やおしるこに使われており、親しみのある食材です。松の実やクコの実と同じように利用されていますよ。
しかし、東南アジアや中国ではかき氷やおしるこに使われており、親しみのある食材です。松の実やクコの実と同じように利用されていますよ。
蓮の実の栄養効果
蓮の実は漢方食材のひとつで、精神を安定させる作用があります。そのため、ストレスを感じやすい方や、イライラしがちな方におすすめの食材です。
では、蓮の実にどのような栄養が含まれているのか、詳しく見ていきましょう。(※1)
では、蓮の実にどのような栄養が含まれているのか、詳しく見ていきましょう。(※1)
むくみ対策
乾燥蓮の実100gあたりには、カリウムが1,300mg含まれています。カリウムは体内の塩分(ナトリウム)を排出する作用があります。塩分の摂り過ぎが気になる方におすすめの栄養素です。
塩分の過剰摂取は、むくみの原因のひとつに。蓮の実にはカリウムが豊富なので、食べることでむくみ対策に役立てられますよ。(※2,3,4)
塩分の過剰摂取は、むくみの原因のひとつに。蓮の実にはカリウムが豊富なので、食べることでむくみ対策に役立てられますよ。(※2,3,4)
腸内環境を整える
乾燥蓮の実100gあたりには、食物繊維が10.3g含まれています。特に蓮の実に豊富なのは、不溶性食物繊維。便の量を増やして腸のはたらきを促すため、便秘対策に役立ちます。
また、食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える作用があります。腸内環境がよくなることで、自律神経の安定にもつながりますよ。(※2,5,6)
また、食物繊維は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える作用があります。腸内環境がよくなることで、自律神経の安定にもつながりますよ。(※2,5,6)
糖質の代謝を助ける
乾燥蓮の実100gあたりには、ビタミンB1が0.44mg含まれています。ビタミンB1は、糖質のエネルギー代謝を助ける役割がある栄養素です。
ビタミンB1が不足すると、糖質がエネルギーにうまく変換されなくなるおそれが。疲れを感じやすくなる、食欲がなくなるという影響が出てきます。糖質の摂取量が多いと、ビタミンB1の必要量も増加します。不足しないように注意しましょう。(※2,7)
ビタミンB1が不足すると、糖質がエネルギーにうまく変換されなくなるおそれが。疲れを感じやすくなる、食欲がなくなるという影響が出てきます。糖質の摂取量が多いと、ビタミンB1の必要量も増加します。不足しないように注意しましょう。(※2,7)
蓮の実の採取方法
蓮の実は、開花して約3週間で収穫できる大きさに育ちます。どんどん肥大して落果していくので、収穫時期は7月上旬~8月上旬が目安です。蓮の実は収穫できる時期がとても短く、開花数も少なめ。収穫される実はとても貴重なものです。
蓮の実を採取する際にれんこんを傷つけやすいため、極めてむずかしい作業だといわれています。
蓮の実を採取する際にれんこんを傷つけやすいため、極めてむずかしい作業だといわれています。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。