ちょっと怖いけど…蓮(ハス)の実の驚くべき効能、知らなきゃもったいない!

蓮(ハス)の実がどんなものか想像できますか?独特の形や色をしている蓮の実は、決して可愛らしいとはいえず、不気味に感じる人もいるでしょう。でも蓮の実には驚くべき効能がたくさんあるんです!蓮の実の特徴、効能やレシピなどをご紹介します。

蓮(ハス)の実とはどんなもの?

蓮の実は簡単に言うと、れんこんの花の実のことを指します。日本では精進料理には使われていますが、そこまで馴染みがないかもしれません。

でも、東南アジアや中国ではかき氷やおしるこでも使われるほど親しみのある食材で、松の実やクコの実と同じように利用されているようです。蓮の実の姿は気持ち悪いと話題にもなるほど、不気味な存在として注目を浴びていますが、蓮の実には栄養素がたくさん含まれており、立派な食品のひとつなんです。

蓮の実が気持ち悪い理由

蓮は花が枯れた後、花托(かたく)の中に実をつけ、表面に通気口となる穴がたくさん空いてきて、まるでどんぐりのような実が育ちます。緑色の状態の時にはまだ皮がやわらかくて、果実もクリーム色ですが、乾燥して硬くなっていくと黒っぽい色に変化するのです。

どちらの色にしても、ハチの巣のような花托に種がぎっしりつまっており、気持ち悪いと感じたり、怖いと思う人もいるようですね。

蓮の実の栄養効果

蓮の実は漢方医学では「脾臓(ひぞう)を守る食べ物」と考えられ、内臓のバランスを整えたり、精力を養って百病を治す薬、健康食品として昔から食べられていたのです。では実際にどのような効果があるのか詳しく見ていきましょう。

むくみ予防の効果

蓮の実に含まれるカリウムという成分は、体の中の余分な塩分を外に出す働きがあるため、体内の水分調整を助けてくれます。

むくみの原因のひとつに、水分の過剰摂取または不足が挙げられるため、カリウムの働きによってむくみ予防の効果が期待できると言えるでしょう。

胃腸の機能を高める効果

蓮の実には食物繊維も豊富に含まれています。乾燥蓮の実100gあたりの食物繊維総量は10.3g。一般的に食物繊維が豊富なイメージがある根菜のごぼうでも、100gあたりに含まれているのは5.7gです。

特に多く含まれている不溶性食物繊維は、水分を吸収して便をかさ増しするため、便秘予防の効果が期待できます。また、その他にもさまざまな働きが認められており、腸内環境を整えることで自律神経の安定にも繋がります。

疲労回復効果

乾燥蓮の実100gあたり、ビタミンB1が0.44mg含まれています。

ビタミンB1は糖質の分解を手助けする役割があります。ビタミンB1が不足すると糖質がエネルギーにうまく分解されないため、だるさを感じやすくなったり食欲がなくなったりという影響が出てきます。ビタミンB1をしっかり摂取することで、疲労回復の効果も見込めますよ。

蓮の実の採取方法

蓮の実は開花して3週間くらいで収穫できる大きさに育ちます。どんどん肥大して落果していくので、収穫時期は7月上旬~8月上旬がいいでしょう。蓮の実は収穫できる時期がとても短く、開花数も少ないので収穫される実はとても貴重なものとなります。

蓮の実を採取する際にれんこんを傷つけやすいため、極めて難しい作業なのです。

蓮の実ってどんな味?

一見、ぎんなんやひよこ豆と似たような見た目をしている蓮の実。味にも少しクセがあるように見えるかもしれませんが、実際はとても優しい味わいです。

食感はまるで栗や茹で落花生のようにほっくりとしています。実そのものに強い味がついているわけではなく、生のとうもろこしのようなほんのりとした甘みが特徴。臭みがないため、いろいろな食材と合わせて調理できますよ。

蓮の実の食べ方

食べ方

未熟な緑色の蓮の実は生でも食べられますが、日本で手に入るもののほとんどが保存のため乾燥させた蓮の実です。

甘く味付けをした蓮の実をデザートや飲み物に入れたり、炊き込みご飯やお粥の具として入れたりするのが一般的。そのほか、ベトナムでは蓮の葉や蓮の実の芯を使った蓮茶も定番です。

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