ライター : 堀田 らいむ

webライター

群馬県・伊香保の名物「水沢うどん」とは

Photo by Snapmart

「水沢うどん」とは、香川県の讃岐うどん、秋田県の稲庭うどんに並ぶ日本三大うどんのひとつです。群馬県・伊香保町にあるお寺「水澤寺」の周辺において、参拝客向けに手打ちうどんを作ったことがきっかけで誕生したと言われています。 水澤寺は、関東に33ヶ所ある観音霊場「坂東三十三観音」のうち16番目の札所で、古くから大勢の参拝者で賑わいをみせていました。そこに集まる人たちに手打ちのうどんを出していると、瞬く間にそのおいしさが評判となり全国にその名をとどろかすこととなったのです。

水沢うどんの特徴

水沢うどんは噛みごたえ十分なコシと弾力が特徴。冷たいざるうどんで食べるのが一般的ですが、つけダレは醤油やごまなどお店によってさまざま。お店には水沢うどんの乾麺が販売されている場合がほとんどで、お土産として買っていく観光客も多いようです。

発祥となる水澤寺周辺にある「水沢うどん街道」

伊香保温泉から南東へ約4km。「水沢うどん街道」と呼ばれる水澤寺周辺には、水沢うどん商標登録店組合加盟店である13軒ものお店がひしめき合っています。今回は、なかでも人気の高いお店をご紹介!

初めて食べるなら「大澤屋」がおすすめ

開放感のある、ガラス張りの大きなエントランスが印象的な「大澤屋 第一店舗」。水沢うどんを提供するお店のなかでもっとも有名な、代表的なお店なんですよ。 店内に足を踏み入れると、天井高で博物館のような広々とした空間があなたをお出迎えします。木のぬくもりを感じるインテリアがところどころにあしらわれ、ナチュラル感を演出。大広間は180席、中広間には120席と団体での利用も可能だとか。

ごま汁うどん

864円(税込)
人気メニューは「ごま汁うどん」です。ほかにもシンプルなつゆでいただく「ざるうどん」から、梅竹松など3つのグレードに分かれたセットまで、幅広く用意されています。2日間丹精込めてじっくり作られた麺はコシや弾力があり、食べた人のみが分かるおいしさなんですよ。

店舗情報

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