12. 五色豆

五色豆 378円(税込)
昔ながらの製法でつくられている彩りきれいな五色豆。合成着色料は使わず、すべて天然の色素で色付けしているそうです。 甘さはひかえめですが、風味は豊か。カリッとした糖衣と中のピーナッツを噛み砕くと、凝縮された豆の旨みが口から鼻へと抜けていきます。 なによりの魅力は歯ごたえ。ボリボリッという音をたてるのが楽しくて、次々と口に放り込んでしまいました。

13. あさりとにんにくのトマトソース

あさりとにんにくのトマトソース 648円(税込)
おいしいと評判の高い、久世福のパスタソース。お店の1番人気は別の商品ですが、より万人がおいしいと思うのはこれだと思います。 トマトの旨味成分、グルタミン酸とアスパラギン酸とあさりのコハク酸はそもそも相性がよいのですが、これはとびきりおいしかった! トマトとあさりの旨みの中に、ほのかに感じるしょうゆの香り。味の傾向はやや和テイストで、にんにくの香りが食欲をそそります。あさりのむきみが入っているので、パスタに混ぜるだけでボンゴレロッソが完成。今回はショートパスタに和えていただきましたが、フィットチーネなど、やや幅広なパスタと合わせてもよく絡んでおいしくなりそうです。

14. 信州伊那谷 伝統酒蔵の甘酒

信州伊那谷 伝統酒蔵の甘酒 540円(税込)
砂糖をつかった甘酒しか飲んだことのない方は、軽く衝撃を受けると思います。それくらい味が違う。米麹だけでつくられているというだけあって、お米の甘さが際立っています。 トロリとした口当たりも心地よく、ガツンとくる甘さもどこか自然で体にスッと入ってきます。常温でそのまま飲んでもいいですが、レンジで温めて熱燗にすると、お米の香りをより強く感じられますよ。

15. 野沢菜おかき わさび味

野沢菜おかき わさび味 378円(税込)
2016年7月に発売された新商品。野沢菜を練り込んだおかきだなんて、長野からスタートした久世福商店らしい品ですよね。 今回は、期間限定販売の「わさび味」をチョイス。さっそく食べてみると、パキッという食感とともに、野沢菜の旨みとわさびの香りが口いっぱいに広がりました。ピリッとくる刺激が心地よくて、なんだかクセになりそう。食べるときは、ちょっと濃いめに入れた緑茶と一緒に食べるのがおすすめです。

16. かき氷(レモン&いちご)

かき氷 各324円(税込)
最後は、かき氷のような見た目の砂糖菓子。氷砂糖を氷部分に、金平糖をシロップをかけた部分に見立てているんですね。 氷砂糖も金平糖も、昔懐かしい、誰もがよく知るあの味わい。金平糖は香料で香りがつけられていて、レモンはレモン風の、いちごはいちごのような風味に仕上げられています。 格別おいしいというものではありませんが、ちょっと飾っておきたくなるような、かわいらしいひと品。デスクの隅に飾っておいて、疲れたときの糖分補給に利用する、なんていかがでしょうか。

16品を食べ終えてみて

16品どれをとっても開発者のこだわりを感じる品ばかり。久世福商店には繰り返し足を運ぶファンが多いと聞いていましたが、ひとつひとつの味や香りを通じてその理由を実感できました。 久世福商店の店舗は各地にありますので、気になる商品がある方は、ぜひ足を運んでみてください。
また、オンラインショップもありますので、すぐにでもほしいものがあるという方はそちらでご購入を。
(文・写真:植松)
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