ライター : 塚本 晴香

管理栄養士 / webライター

家庭で親しまれる「ハム」

サンドイッチや朝食にぴったりなハム。みなさんの食卓にも登場することが多いのではないでしょうか。薄いロースハムや厚切りのハム、生ハムなど、さまざまな種類がありますよね。最近では、スーパーやコンビニでもバラエティー豊富に取りそろえられています。

そもそもハムとは何かというと、豚肉の塊肉を塩漬けした加工食品のことを指します。主にもも肉を使用して作られることが多いのですが、肩肉やロース肉などのハムも一般的です。

【種類別】ハムのカロリー

冒頭でも述べたとおり、ハムには種類がいろいろあります。代表的なハムの特徴とカロリーについてご紹介しましょう。

プレスハム

プレスハムのカロリーは、100gあたり113kcalです。
高度経済成長期あたりで普及率が一気に高まったハム。日本独自の製法で、ケーシングに充てんされて作られます。豚肉に限らず、牛肉や馬肉などの細切れ肉を合わせて製造されていることも。昭和40年ごろまでは、ハムといえばプレスハムが一般的といわれていました。(※1)

チョップドハム

チョップドハムのカロリーは、100gあたり132kcalです。

プレスハムと同じように、さまざまな種類の肉を使用し製造されたハムを指します。肉以外の “つなぎ” となる食材の割合がプレスハムよりも多く、安価で購入できるのが特徴。昔ながらのハムカツに使われるのも、チョップドハムであることが多いんですよ。(※2)

ボンレスハム

ボンレスハムのカロリーは、100gあたり115kcalです。

ボンレスハムは、豚のもも肉を使用して作られたハムのこと。脂肪が少なく赤身が多いため、あっさりとしています。カロリーはプレスハムと変わらず、ハムのなかでは比較的低カロリーで食べられますよ。(※3)

ロースハム

ロースハムのカロリーは、100gあたり211kcalです。

ロースハムは、豚のロース肉が使用されているハムのこと。現代の生活になじみ深いハムではないでしょうか。適度に脂肪を含むため、やわらかい食感と旨みのある味わいが特徴です。赤身中心であるボンレスハムよりも、カロリーが高くなります。(※4)
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