便秘対策

先ほど、くるみに含まれる不溶性食物繊維は、摂り過ぎると便秘を悪化させるとお伝えしましたが、不溶性であっても適量ならむしろ便秘改善を後押ししてくれます。 便のカサを増やし腸内を刺激することにより排便を促したり、腸内にいる善玉菌のエサとなって腸内環境を整える作用があるんですよ。(※5)

脳の活性化

脳の活性にはオメガ3である「DHA」や「EPA」が有効とされています。上でも挙げたαリノレン酸(オメガ3脂肪酸)は、体内でDHAという成分に変換されることにより、脳の活性化をサポートする効果が期待できます。

くるみは適度な量で味わおう

今回は、くるみの食べ過ぎによる影響をご紹介しました。くるみは手軽に食べられる健康食材ですが、食べ過ぎによる体への負担は想像以上ですよね。カロリーオーバーだけでなく、便秘や肌荒れにまでつながるので、一気にたくさん食べるのではなく、毎日継続して食べるようにしましょう。
監修:管理栄養士 村井ひかる
【参考資料】
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