スーパーフード「カカオニブ」って?管理栄養士が気になる食べ方や効果を解説

スーパーフードのカカオニブ……どんな食べ物なのかご存じでしょうか?この記事では、管理栄養士がカカオニブに含まれている栄養素や成分のはたらきについて、詳しく解説します。また、カカオニブのおすすめレシピもご紹介。カカオニブの食べかたに悩んだら、ぜひ参考にしてくださいね。

2020年7月7日 更新

ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

カカオニブとは?

スーパーフードとして人気の「カカオニブ」は、カカオ豆の加工品のひとつ。カカオ豆の実をローストし、粗く砕いたものを指します。製法は、皮の除去とローストをどちらを先におこなうかによって、ふたつにわけられます。カカオ豆の皮をロースト後に取り除くと、香りに深みが出るとか。

カカオニブの見た目は、チップ状のチョコレートに似ています。食感は硬く、ナッツのよう。そのまま食べると、本来のカカオ豆に近い苦みや香りが楽しめるのが魅力です。ちなみに、カカオニブをすり潰して液状にすると、チョコレートの原料である「カカオマス」になります。(※1)

カカオニブの栄養成分や効果効能

食物繊維

カカオニブには「食物繊維」が多く含まれています。食物繊維は便の量を増やす作用があり、便秘対策に欠かせない栄養素です。また、腸内細菌の増殖に利用され、腸内環境を整えるのに役立ちます。

難消化性の物質である「カカオプロテイン」には、食物繊維と似た整腸作用が確認されています。カカオニブは、とくに便通が気になる方におすすめです。(※2,3)

マグネシウム

カカオニブにはさまざまなミネラルが含まれていますが、とくに「マグネシウム」が豊富。マグネシウムはカルシウムとともに骨や歯の材料となる栄養素であり、不足すると骨の形成に支障をきたすおそれがあります。

また、体内で酵素を活性化させるのもマグネシウムのはたらきのひとつ。代謝をサポートしたり、体温を維持したりと、さまざまな生体反応に関わっています。(※4)

アナンダミド

カカオニブには、脳内で神経伝達物質としてはたらく「アナンダミド」が含まれています。筋肉の緊張をほぐすほか、幸福感や高揚感をもたらす作用があり、「至福物質」とも呼ばれるほど。

ちなみに、豚肉や牛肉の脂肪にもアナンダミドの原料が含まれています。カカオ製品や肉を食べたときに得られる幸福感は気のせいではなく、アナンダミドによる作用だと考えられています。(※5,6)

ポリフェノール

カカオニブがスーパーフードとして人気がある理由のひとつに、「カカオポリフェノール」が多く含まれていることが挙げられます。カカオポリフェノールは、強い抗酸化力がある成分のひとつです。活性酸素によるトラブルを抑え、肌の老化対策に役立ちます。

また、血液中のコレステロールの酸化を抑制することで、血管の健康維持をサポートしてくれますよ。(※3)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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