スーパーフード「カカオニブ」って?気になる食べ方や効果とは

カカオ豆をくだいてフレーク状にしたカカオニブは、美容や栄養の宝庫。チョコレートのような苦味と香りを楽しめつつ、バターや砂糖などの添加物がないので、ダイエット中でも安心して食べられます。今回は、効果・効能やアレンジレシピをご紹介します。

カカオニブとは?

カカオニブとは、カカオ豆を焙煎後、外皮と胚芽を取り除いて砕かれた状態のもので、チップ状で販売されているのが一般的です。

主な原産地は、西アフリカや中南米、東南アジアで、野生のカカオの木が分布しているのは、ベネズエラからコロンビアにかけての地域です。紀元前1900年から900年にはすでに、カカオからココアが作り出されていました。

ヨーロッパにカカオが伝えられたのは、探検家たちがアメリカに進出した16世紀を過ぎてからのこと。メソアメリカ(メキシコから中央アメリカ北西部の地域)で栽培食用されていたことがきっかけで、以降、ヨーロッパ人たちによりアフリカに持ち込まれ、大規模なプランテーション栽培が始まりました。

2016年度のカカオ生産量1位は、西アフリカのコートジボワールで、2位が西アフリカのガーナ。高級品種とされているのは、果実が黄色く苦味が強いフォラステロ種、フォラステロ種とクリオロ種をかけ合わせたトリニタリオ種。また、希少性が高いのがクリオロ種でパティシエに好まれているのは、ペルー産のクリオロ種なんだそう。

カカオとどう違うの?

カカオにはカカオ豆やカカオマス、カカオバターやカカオパウダーなど、加工度合によって呼び名がたくさんあります。種類や違いについて、ここで一度整理しておきましょう。

・カカオ
アオイ科の常緑樹のこと。

・カカオ豆
主に楕円形をしたカカオポッドという、カカオの果実のタネ。

・カカオニブ
カカオ豆を発酵、乾燥、焙煎してから、外皮などを取り除き細かくくだいてチップ状にしたもの。

・カカオマス
カカオ豆の胚乳部分を細かくくだいて焙煎してから、固めたもの。

・カカオバター
カカオマスを作る過程で分離した油分のこと。

ちなみに、チョコレートはパウダー状にしたカカオマスにカカオバターを練り込んで、砂糖や香料を加えて固めたものです。

どんな味?

カカオニブの味は品種により異なります。

・果実が黄色いフォラステロ種は苦みが強く、刺激的なフレーバー。最も主流の品種。
・果実が赤や黄色のクリオロ種は、ナッツのような香りを持ち、マイルドな味わいです。
・フォラステロ種とクリオロ種を交配したハイブリッド種のトリニタリオ種は、その中間の風味を持っています。

カカオニブそのものは、ビターチョコレートのような苦みと香りがあります。食感はナッツに似ていて、よく噛んで食べれば満腹感も得られます。

カカオニブの栄養成分

カカオニブに含まれる成分や、その効果などを見ていきましょう。ただ「スーパーフード」だから食べると言う認識でいるより、きちんと知識があれば見え方も変わってきますよね。

美肌の味方!ポリフェノール

カカオニブには強い抗酸化作用で知られる成分ポリフェノールが豊富に含まれています。抗酸化作用というのは、たばこやアルコール、ストレスや紫外線、排気ガスなどの刺激で体内に発生する、活性酸素の働きを抑える作用。

活性酸素は細胞を攻撃して、さまざまな病気を引き起こしたり、肌や細胞の老化を早めます。

カテキンも豊富

カテキンといえば、お茶を連想するかもしれません。強い抗酸化作用をもつカテキンは、カカオニブにもたくさん含まれています。

主な働きとしては、肝臓で作られる胆汁酸の排泄を促し、血液中のコレステロールの増加を抑える働きがあります。また体脂肪を減らす作用や抗菌作用もあるため、口臭や虫歯を予防するなど歯の健康を守ってくれます。

リラックス効果!アナンダミド

カカオニブには、幸福感をもたらす神経伝達物質、アナンダミドという物質がたくさん入っています。アナンダミドは別名「至福物質」。脳内でホルモンとして働くアナンダミドは、脳を活性化させて、やる気スイッチを入れてくれる頼れる物質なのです。

また、精神をリラックスさせて、記憶力を高める働きもあります。どのくらいの量が入っているのか、まだ研究結果が出ていませんが、チョコレートやカカオが「神々の食べ物(テオブロマ)」と呼ばれていることから、その効果の高さがうかがえます。

デトックスに!食物繊維

不溶性食物繊維の一つである、リグニンが含まれています。リグニンの特徴として、消化酵素や腸内細菌で分解されず、便のかさ増し効果によって刺激が起こり、整腸作用が期待できます。

食物繊維には他にも、以下の効果があります。

・便秘が改善され、老廃物が排出されることにより、肌をきれいにしてくれる。
・コレステロールの吸収を抑える。
・腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれる。

イライラを抑える!マグネシウム

マグネシウムは、加工食品や食生活が乱れると、野菜や果物の摂取量が少なくなると不足しがちな栄養素のひとつであり、現代人にとって必須ミネラルの一種です。

そのマグネシウムの主な働きはどんなものなのでしょうか。

・正常な血圧維持、筋肉の収縮をスムーズにする。
・神経伝達を正常に保ち、イライラを和らげる。
・カルシウムの吸収をよくし、カルシウムが豊富な乳製品などの食品と一緒に摂れば、骨粗しょう症対策にも効果的。

カカオニブの気になる効果

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wasante

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