詰め方は?お手入れは?憧れの「曲げわっぱ」を使いこなそう

いつものお弁当を華やかな印象にしてくれる「曲げわっぱ」。でも「お手入れが大変そう」「買ったは良いものの、使い方がよくわからない」という方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みを解決して、憧れの曲げわっぱを使いこなしましょう!

2018年3月27日 更新

曲げわっぱの手入れ、使い方、詰め方

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
WEB FOODIEの編集Sが1週間、曲げわっぱ生活を実践! すると、使ってみて初めてわかった疑問が山積みに。曲げわっぱに詳しい料理研究家の野上優佳子さんに正しい使い方や、扱う際のコツなどを教えてもらいました。

教えて野上先生! 「曲げわっぱ」なんでもQ&A

①選び方&扱い方

Q.漆塗りの曲げわっぱが扱いやすいと聞きましたが、白木は初心者向きじゃないの?
A.初めて曲げわっぱを使うなら、白木がおすすめ!

「扱いやすさから言えば、漆塗りの曲げわっぱのほうが漆を塗ってある分、丈夫です。でも、天然木ならではの通気性の良さは、木を削り出しただけの白木のほうが勝っています。木の香りがお米に移り、いつものお弁当がグンと格上げされた気分になるのも白木の曲げわっぱのいいところ。曲げわっぱの魅力を丸ごと堪能できるのは、白木タイプだと思います。だから、初めて使うなら白木の曲げわっぱがおすすめです」
Q.曲げわっぱはなぜ洗剤で使っちゃいけないの?
A.頻繁に洗剤を使うと、木目に洗剤が吸い込まれるからです。でも、汚れが気になるときは使ってもOK。

「普段は手やスポンジで洗ってから、湯で洗い流す程度にして。汚れが気になるときだけ、中性洗剤を使いましょう。湯が熱すぎるとひび割れやゆがみの原因になるので、50~60℃の湯(一度沸騰して少し冷めた程度の湯)を使って。食洗機はもちろんNGです」

②詰め方

Q.シミをつけたくないのですが、詰めるときのコツはありますか?
A.キッチンペーパーで油や調味料を吸い取ってから詰めましょう。

「余計な油や調味料はシミの原因になりやすいので、一度キッチンペーパーの上にのせて吸い取ってから詰めるのがコツ。衛生的にも食材が傷みにくくなるのでおすすめです」
Q.曲げわっぱは深さがあるので、おかずをきれいに詰めるのが難しい……
A.ご飯に立てかけるように詰めていくと失敗しません。

「ご飯とおかずの境目には、焼き肉や焼き魚、根菜の煮物など、形がしっかりとあるものをご飯に立てかけるように入れるといいでしょう。汁けのあるものはアルミのおかずカップに、ハンバーグなどのソースが絡まっているものは、ご飯の上にのせても」
Q.洋風のお弁当おかずにも挑戦してみたいのですが……
A.メニューによりますが、おすすめできません。スパゲッティやカレーピラフ、チャーハンなど、油や調味料にまみれたものは避けたいところです。

「油ジミがついたり、トマトケチャップやカレー粉の色が曲げわっぱにしみ込んだりしやすいので注意が必要ですね。詰めたいときは、オーブン用シートなどを1枚敷いてから詰めるといいでしょう」

③お手入れ

Q.どうして黒ずみがつくの? 原因はなんですか?
A.ご飯やおかずのでんぷん質が化学反応を起こして変化する場合、卵の化学変化などで黒ずみが生じます。気になったら酢水につけてみて。

「黒ずみは体に害はありませんが、酢:水=1:1の酢水に30分程度つけてから、湯で洗い流すときれいに取れます。それでも取れないときは、目の細かいサンドペーパーで気になる部分を削り落しても。でも、その分、木地は薄くなります」
Q.洗うのを忘れてしまったときは、リカバリーできますか?
A.湯に10分くらいつけて汚れを浮かせて。

「湯に長い時間つけておくと、曲げわっぱがゆがんでしまうので、10分くらいが限度。それから、手やスポンジで洗って、しっかり乾かせば大丈夫!」
曲げわっぱは手入れが大変なイメージがありますが、使い方の基本さえ守っていれば、丈夫で使い勝手がいいことを実感。

「1週間曲げわっぱ生活をしてみたら、料理が丁寧になったり、朝の時間に余裕ができたり。ちょっと言い過ぎかもしれませんが……バタバタした暮らしにゆとりができたんです。いい道具は暮らしを気持ち良く変化させてくれるんだなと実感しました」(編集S)
提供元:
▼おいしそうに詰めるコツは?
▼愛情たっぷり、おかずもたっぷり…!

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