ライター : macaroni 編集部 植松

エディトリアルフォトグラファー

監修者 : 工藤 孝文

工藤内科 副院長

体によい影響をもたらす「烏龍茶」

中華料理を食べる際などに、飲まれることの多い「烏龍茶(ウーロン茶)」。すっきりとした飲み口で、普段から好んで飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。 今回は、そんな烏龍茶の嬉しい効果効能について調べてみました。ダイエット効果をはじめ、さまざまな"よい影響"をわたしたちにもたらしてくれるようです。これからは、ぜひ烏龍茶に注目してみてください。

烏龍茶のダイエット効果

脂質の吸収を抑える

烏龍茶特有の「ウーロン茶ポリフェノール」には、脂質の分解・吸収の役割を担っている消化酵素「膵リパーゼ」の働きを抑制する作用が認められています。リパーゼの動きが抑えられるということは、脂質は吸収されずに腸まで運ばれてそのまま排出されるということ。(※1) もちろんすべての脂質が排出されるわけではありませんが、脂肪が溜まりにくくなるという意味では、ダイエットに役立ちますね。

むくみ対策

体がむくむ原因は、体内で水分が溜め込まれていること。コーヒーほどではありませんが、烏龍茶にもカフェインが含まれており、尿量を増やして体内の水分を排出させる作用があります。余計な水分が出ていけば、むくみの対策につながります。 ただし、飲み過ぎはかえって水分不足を引き起こしかねないので、注意しましょう。

ダイエットに効果的な飲み方

食事中に飲む

脂質の吸収を抑えてくれる烏龍茶ですが、食事中に飲むのがもっとも効果的。胃腸に食べ物がある時点で烏龍茶を飲めば、食事中の油の吸収を抑えることができます。油を多く使う中華料理に烏龍茶を合わせることが多いのは、そのためなんですね。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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