ライター : mamaPRESS

間違えるとキケン!

3~6月は、新じゃがが旬! みずみずしくておいしい新じゃがを、ぜひ親子で味わいたいですね! ママにとって身近なじゃがいもですが、調理法や保存法を間違えてしまうと大変なことに…! おいしく安全に旬のじゃがいもについてご紹介します。

新じゃがは調理もカンタンで栄養も豊富!

そもそも、新じゃがは普通のじゃがいもと何がどう違うのでしょう? 新じゃがには、ママにとってうれしい2つのメリットがあります!

皮ごと食べられて調理が楽チン!

1つめは、調理がとってもカンタンなこと。そもそもじゃがいもは、ポテトフライやじゃがバターなど、素材そのままの味を活かした料理が多いですよね。 さらに、新じゃがはより皮が薄く皮ごと食べることができます。皮をむく手間もかからないので、忙しいママにとってはうれしい食材です。

ビタミンCたっぷりで疲れや美容に効果アリ!

2つめはビタミンCが豊富であること。ビタミンCは、疲労回復や美容にいいと言われています。じゃがいもにもビタミンCは豊富に含まれていますが、新鮮な新じゃがは特に体にいいんですよ! 調理がカンタンで栄養も豊富なじゃがいも。「自宅にあるのが当たり前」「常備している」というママもいるのでは? でも、意外と調理法や保存法を誤解している方も多いのです。 新じゃがを食べるときに、気を付けるべきポイントをご紹介します!

『芽や緑色の部分に毒がある』というのは本当!

よく『じゃがいもの芽には毒がある』という話を聞くことがあります。これは本当なのでしょうか…? ズバリ、本当です! じゃがいもの芽や緑色の部分には、ソラニンやチャコニンという天然の毒素が含まれています。新じゃがは皮ごと食べることができますが、日光のあたるところに置いていると、発芽してしまうので気をつけましょう。新聞紙などで包み、暗くて涼しい場所で保管をするのが安全です。 また、リンゴなどから発生するエチレンガスは、芽を出すのをおさえる効果があるんだとか。一緒に冷暗所で保存すると、もっと安心ですね! もし、毒素を含んだ部分を食べてしまうと、めまい、頭痛、嘔吐といった症状を引き起こすこともあります…。家族の健康のために気を付けたいですね。

冷蔵庫保存も実は危険!?

『暗くて涼しいところ』がいい。なら、「冷蔵庫が一番安全よね!」と考えるかもしれませんが、実はそれも別の意味で危ないのです。冷蔵保存したジャガイモは、揚げ物などの高温で加熱するのを避けましょう。 冷蔵庫に入れると、じゃがいものデンプンが一部糖に変わってしまいます。そして、揚げ物などの高温調理をすると、発がん性があると言われる化学物質(アクリルアミド)が発生してしまうのです! また糖を含んでいるため、揚げると焦げやすくなり、見た目も残念な結果になる可能性が高いのです。

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