目次
小見出しも全て表示
閉じる
白湯は「魔法の飲み物」
アーユルヴェーダ発祥の白湯はヴァータ(風)・ピッタ(火)・カファ(水)、どのドーシャのバランスも整えてくれる「魔法の飲み物」といわれています。
水を火で湧かし、換気(風)しながら作るので3つのエネルギーがすべて入っているのが白湯。どんなドーシャの人にも良いのです。
ドーシャのバランスが整うと体調が良くなり、日々幸せを感じやすくなります。
一日を白湯で始めるとエネルギーが満ちあふれ、元気に過ごすことができるでしょう。
▼ 3つのドーシャについて、こちらの記事もご参照ください。
朝は消化のためにエネルギーを
朝は消化の時間と言われています。カラダに溜まったアーマ(未消化物)を排出する時間です。だから、朝は消化のためにエネルギーをたっぷりと使ってあげたい。
起きてすぐに冷たい飲み物を摂っていませんか?
冷たいものをカラダの中に入れると内臓が冷え、温めるためにエネルギーが必要となり、消化のために十分なエネルギーを使うことができなくなってしまいます。
消化は美と健康にとって何よりも大切です。
そこでおすすめが「白湯」なんです。
温かい白湯を飲むことで内臓を温めるためにエネルギーが消費されず、消化に専念できるのです。
白湯を飲んで元気なカラダに
今の寒い時期には、白湯は特におすすめです。
白湯を飲むことで胃や腸が温まり、全身がぽかぽかと温かくなります。すると血液の流れが良くなり、老廃物の排出を促してくれます。
カラダに溜まった余分な水分が排出され、セルライトの原因であるむくみも解消されます。
ほかにも、たくさんの効果が
・体温が上がって代謝がアップする
代謝が上がることでエネルギーが活発に動きだし、健康に導いてくれます。
・血行が良くなって免疫力がアップする
免疫力が上がると風邪を引きにくくなり、さまざまな病気を予防できます。
・胃腸の働きが活発になる
胃腸の調子が整うと肌荒れがなくなり美肌に!便秘改善にもつながります。
・内臓全体の機能が活性化する
内臓が活性化すると老廃物の排出が促進されます。
・活性酸素の発生が抑えられる
老ける原因は活性酸素にあります。★白湯にはアンチエイジング効果もあるんです。★
白湯の作り方&飲み方
① やかんにキレイな水を入れ、強火にかけます。換気扇も回しておきましょう。換気をすることでヴァータの性質「風」を取り込みます。
② 沸騰したらやかんの蓋を取り、湯気が上がるようにします。大きな泡がブクブク立っているくらいの火加減に。
③ 2の状態から火を弱め、10〜15分間沸かし続けます。
④ 飲める温度まで冷まします。
飲み方のポイント
すするように10分から15分かけてゆっくりと飲みましょう。ガブガブと大量に飲むとカラダに負担をかけてしまいます。
朝だけに限らず一日中、食前・食間に飲むのがベストです。魔法瓶に入れて持ち歩くのもいいですよ。
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。