お手入れのしやすさ

お手入れのしやすいと、包丁を長く使うことができます。例えば、口金(くちがね)のついた包丁がおすすめです。口金があると、刃と柄の間に溝や段差がないため、汚れや細菌がたまりにくく、汚れた包丁をスッキリ洗うことができます。

普段のメンテナンスで長持ちさせるのがポイント

包丁は、丈夫に見えて実は繊細なので、メンテナンスを怠らないようにしましょう。包丁を使うときに気を付けたいのが、「水につけたままにしておかない」ことです。切れ味が鈍くなってしまうため要注意。洗ったらすぐにふきんで水気を取ってくださいね。

また、できれば包丁は定期的に砥石で研いだほうがいいので、自分で研ぐのがむずかしい場合、プロにお願いするのもいいでしょう。研磨することで、新品同様の切れ味になるはずです。

基本的な包丁の使い方・動かし方

ここからは、基本的な包丁の動かし方や使い方をご紹介します。

包丁の置き方

うっかり手を切ってしまうことがないように、刃先を自分に対して外側に向けて置きましょう。

包丁の握り方

まず、親指と人差し指で刃元の中央を握ります。そして、残りの3本の指で柄を握りましょう。柄を巻き込む小指にやや力を入れると、安定して包丁を動かすことができますよ。また、細かい作業をするときは、人差し指を包丁の峰(みね)に立てて、 指で切れ具合を感じたり、部分的に包丁を入れたりします。

包丁の構え方

包丁を使うときの正しい姿勢は、まな板の目の前に立ち、右足を半歩うしろに引いた状態です。まな板と体の間に、握りこぶしひとつ分くらいのスペースを作りましょう。また、上半身は、まな板に対して斜め45度くらい前に傾けます。
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