アルミ皿・アルミホイル・焼き網の使い分け

ドーナツや鈴カステラのようにお菓子自体に糖分が多く含まれていて焦げやすい場合は、アルミ皿の上に置いてじっくりと火を通していきましょう。焼き芋やバナナチョコ、蒸しケーキのように丸ごと蒸し焼きにしたいお菓子はアルミホイルで。

お餅のように直接火が当たっても大丈夫な食材は焼き網の上で焼くといいでしょう。火力が強いと焦げやすいので、網の端のほうに置くなど、火力を調整しながら調理してくださいね。

焚き火の火力が安定するタイミング

焚き火の火力が一番安定するのは、いわゆる「熾火(おきび)」になったタイミング。熾火とは勢いよく燃えていた炎が収まり、薪が炭のように黒くなり、チカチカと赤くきらめいているような状態です。この状態が一番火力が安定し、調理もしやすいですよ。

焚き火をはじめてある程度火が安定してきたら、薪同士を離して置いておくことで、自然に熾火になっていきます

子どもが触ると危険なポイント

焼き網火に投入したアルミホイルはもちろんのこと、焚き火台の縁や鉄板、トングなどは非常に熱くなっています。そのため、お子さんが誤って手を触れることのないよう、注意してください。また、化学繊維の服は溶けやすいので、綿素材の服を着させておくと安心です。

家族で安心して楽しむためのポイント

年齢別におすすめのお菓子の選び方

幼児~小学校低学年までのお子さんには、簡単で安全、ひと口で食べられるようなお菓子がおすすめ。マシュマロやプチドーナツ、鈴カステラ、クッキーなどがいいですね。

小学校高学年以降のお子さんは自分でお菓子作りにトライしてもいいでしょう。焼きマシュマロサンドやバナナチョコ、ホットケーキミックス蒸しケーキなどがおすすめです。

子どもに任せる工程・大人が補助する工程

具材を挟む・包むといったように、比較的安全な工程はお子さんに任せても大丈夫。逆に包丁やナイフなど鋭利なものを使う工程は、大人が担当するようにしましょう。焚き火で食材を加熱する際も、必ず近くで見守ってあげてくださいね。
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