ライター : china0515

フードアナリスト2級

気軽にカスタマイズ。スターバックス「ソイミルク」が無料化!

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2025年2月より、スターバックスではビバレッジに欠かせない「ミルク」における新たな2つの取り組みがスタート。

スターバックスミルクの持続可能な調達を目指す酪農支援プログラムのトライアルを開始するほか、2025年2月15日(土)からはCO2排出や水使用を抑制でき、環境負荷が低いとされる植物性ミルクの利用拡大を進めるべく、ソイミルク(豆乳)変更が無料化されます。

また、アーモンドミルクやオーツミルク(※)についても調達状況等を踏まえ、無料化に向けた検討を進めていくといいます。

※ソイミルク(豆乳)は調製豆乳です。ソイミルク、アーモンドミルク、オーツミルクは牛乳や乳飲料ではありません。

SNSの口コミ・反応

  1. これはありがたい。ナイス!
  2. このご時世、値上げも多いなか助かる
  3. 素晴らしい。アーモンドミルクもお願い!

持続可能なスターバックスミルクの調達を目指す

※画像はイメージです
スターバックス ラテやフラペチーノ®など、スターバックスビバレッジに欠かせない「ミルク」。メニューの半分以上にミルクを使用しており、これからもミルクの調達量はさらなる増加が見込まれています。

一方で国内ではミルクの調達先である酪農業の高齢化や後継者不足、飼料高騰などによる酪農家戸数の減少が課題にあり、また牛の飼養工程における温室効果ガス(GHG)排出や水使用の抑制など環境負荷低減への取り組みも不可欠になっています。

スターバックスは酪農業が抱える社会課題や環境問題に対応するため、すでにアメリカ、カナダ、中国のスターバックスで取り組まれている酪農支援を2月から国内でもスタート。これまでのコーヒーのエシカルな調達と同様に、酪農家の支援を進め、環境負荷低減にも取り組むといいます。2025年は国内2軒の酪農家とトライアルを予定しているのだそう。

ソイミルクの無料化で、植物性ミルクの利用拡大へ

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「ソイミルク」への変更が無料化するのは、2025年2月15日(土)から。2021年には「ソイラテ」がカスタマイズ料金なしで提供開始されましたが、 “間口を広げてソイミルクをもっと多くの人に飲んでほしい” という想いのもと、これまで54円/55円(テイクアウト価格/イートイン価格)していたカスタマイズが無料になります。

都内の一部店舗にて2001年より導入した「ソイミルク」。当時は市販の豆乳を使用していましたが2004年ごろにスターバックスオリジナルのソイミルクになり、現在多くの人に親しまれています。

ソイミルクの特徴

オリジナルのソイミルクは一言でいえば “バリスタ用” 。蒸気で温めるときにきめ細やかな泡を作りやすく、また温めると際立つ豆乳ならではのネガティブな香りが少ないためチャレンジしやすいのも特徴です。

筆者が参加した試飲会では、普段なかなか飲めないオリジナルソイミルクだけで味わってみました。すると「これだけで売ってほしい!」と思ってしまうほど、まろやかで飲み心地のいいソイミルクでした。

ソイミルクの魅力が一番わかるのは、エスプレッソと合わせたとき!

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オリジナルソイミルクの魅力を一番感じられやすいのは、「ソイキャラメルマキアート」などエスプレッソと合わせたときなのだそう。

バニラシロップにソイミルクを合わせて、格子状のキャラメルソースで仕上げた「ソイキャラメルマキアート」はソイミルクのまろやかな風味と香り高いエスプレッソが相性がよく、濃厚なキャラメルソースもアクセントに楽しめます。

そのほか、ソイのまろやかさと相性のいいチャイのスパイスが効いた「ソイチャイティーラテ」や、抹茶と合わせる「ソイ抹茶クリームフラペチーノ®」もおすすめ。ソイミルクの無料化に合わせて定番商品としてハイライトし、店頭メニューシートにも記載されます。
商品名ソイ キャラメル マキアート(ホット/アイス)
税込価格テイクアウト:Short 491円~/Tall 530円~/Grande 574円~/Venti® 618円~
イートイン:Short 500円~/Tall 540円~/Grande 585円~/Venti® 630円~
販売店舗全国のスターバックス店舗(※一部店舗をのぞく)
※一部店舗では価格が異なります

ソイミルクをもっと身近に♪

ソイミルクの無料化によりカスタマイズの幅が広がるのはもちろん、ソイミルクを選択することで環境負荷低減につながるため、地球にもポジティブな選択肢になるといえるでしょう。

これまでカスタマイズをしたことがなかった人もぜひこれを機会に試してみてくださいね。
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※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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