ライター : あき

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100均で買えるおすすめの蒸し器は?

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温野菜づくりや点心を蒸すのに便利な蒸し器。ダイソー・セリア・キャンドゥの100均でもさまざまな種類が販売されており、しかも野菜がおいしく蒸し上がると話題なんです。

そこで本記事では、100円ショップ3社でもっとも人気の蒸し器を購入して使い心地や温野菜の仕上がりを検証してみました。記事の後半では、各店で買える蒸し器のラインナップも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ダイソーのおすすめ蒸し器「ステンレス折りたたみ蒸し器」

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価格:330円(税込)
ダイソーでイチオシの蒸し器は、「ステンレス折りたたみ蒸し器」です。折りたたみ式なので、販売時のサイズは直径14.5cmとコンパクト。価格は税込みで330円です。

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真ん中を指で広げると、花が咲いたように広がります。開く角度は自由に調整できるため、鍋やフライパンのサイズにぴったり合わせることが可能。小さめの鍋や底が深い鍋にも入るので、アウトドアクッキングで蒸し網代わりに使うのもおすすめです。

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底面には約2.7cmの脚が3本付いています。今回検証した3社の蒸し器のうち、もっとも脚が長いのは本商品でした。鍋の底に水をたくさん入れられそうですが、収納時に邪魔にならないかやや気になります。

蒸し器の使い方

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それではさっそく使ってみましょう。パッケージ裏面の使用方法によると、蒸し器の底につかない程度の水を入れるとのこと。脚が3cm弱あるので、けっこう水が入ります。

直径26cmのフライパンに蒸し器を広げてみましたが、ちょうどよいサイズ感です。カットした野菜をのせてから、フタをして蒸していきます。もちろん、あらかじめお湯を沸騰させてから野菜を入れてもOKです。

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中火~強火で15分ほど加熱します。野菜によって火の通り方に差があるので、火の通りやすい野菜は途中で追加するとよいでしょう。水がなくなって空焚きになっていないか、途中で様子を見てくださいね。

仕上がりは?

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蒸し上がった野菜は色鮮やかで見るからにおいしそう!に竹串を刺してみたところ、スッと通りました。じゃがいもやにんじんなど、火の通りにくい野菜も中までしっかり火が通っています。

水っぽさはまったくなく、ホクホクとした食感でベチャッとした感じはありません。やわらかいのに歯ごたえも残っていて、噛むと野菜の甘さが口の中に広がります。野菜本来の旨味が凝縮されていて、何もつけなくともおいしくいただけました。

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中央のリングを持ち上げて蒸し器ごと移動できます。安定感はそこまでないものの、移動中にひっくり返ることはなく、野菜を落とさずに移動できました。使用直後は蒸し器が熱くて触れないので、このリングがあるだけでとても便利です。

ここがすごい!おすすめポイント

  1. サイズ調整ができ、手持ちの鍋に合わせられる
  2. 中央のリングを持ち上げてラクに移動できる
  3. 使用後はコンパクトに折りたたんで収納が可能
商品名ステンレス折りたたみ蒸し器
サイズ直径約23.5×高さ約7cm
素材ステンレス鋼
税込価格330円

セリアのおすすめ蒸し器「蒸し&落し蓋プレート」

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価格:110円(税込)
セリアでおすすめの「蒸し&蒸しプレート」は、蒸し器だけでなくおとし蓋としても使える2wayタイプ。直径約17.5cmの円形で、素材にはステンレスが使われています。

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ステンレスにたくさんの穴を開けただけの、ごくシンプルな造りがポイント。つなぎ目のない1枚板で作られているため、ラクに洗えそうです。中央にはリングが付いています。

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底面の脚は、およそ1.2cmほど。ほかの100円ショップの蒸し器に比べると短めですが、スマートに収納できるのはメリットです。肉まんや茶碗蒸しなど高さがあるものを蒸すときも、脚が低い方が便利に使えますよね。

蒸し器の使い方

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ダイソーの蒸し器と同じく、直径26cmのフライパンにセットしてみました。水を入れたフライパンに蒸し器を置き、野菜を並べます。脚が短いぶん、水がたくさん入らないので、途中で空焚きにならないかやや不安です。

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フタをして、中火~強火で15分ほど蒸します。途中でフタを開けて水の残量を確認し、足りないようなら追加しましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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