ライター : macaroni公式

パン好き必見!パンシェルジュ検定とは?

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パンシェルジュ検定を知っていますか?パンの製法、歴史や文化・マナー、トレンド、健康や衛生に関することなど、総合的なパンの知識を習得することができる検定です。検定は3級から1級まであり、合格すると「パンシェルジュ」として認定され、さまざまな活躍の場があります。
※パンシェルジュ…奥深いパンの世界を迷うことなく案内できる幅広い知識を持った人

パンを食べること・作ることが好きな方から、仕事で関わる人、パンの専門家を目指す人まで、多くの人が受験しています。今回お話を伺ったさるパンさんもそのひとり。パンシェルジュ検定の魅力を教えてもらうべく、パン作りに興味のあるマカロニメイトのえりさんが、パンシェルジュのさるパンさんにお話を伺いました。

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きっかけはコロナ禍。パンを通じてもっと面白いことができれば

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えりさん「今日はパンシェルジュ検定のこといろいろ教えてください!Instagramではとてもかわいくて遊び心のあるパンやクッキーの写真がたくさん並んでいますが、何をきっかけに発信を始められたのですか?」

さるパンさん「幼少の頃から食べることが大好きで、 その中でも特に好きだったのがパンなんです。パン屋やケーキ屋でも働きながら、趣味程度に作ったパンをアップしていたのですが、今のように少し面白いアイデアをパンで表現し始めたのはコロナ禍と子どもが産まれたことがきっかけです。お家にいる時間が長くなったので何か面白いことが発信できればという思いで始めました!」

えりさん「そうなんですね。では、パンシェルジュ検定を受験するきっかけになったことは何だったんですか?」

さるパンさん「Instagramでの発信のほか、自宅でパン教室を開催する中で、何か資格を取ってもっと知識をつけたいという思いがありました。そんな時に見つけたのがパンシェルジュ検定。サイトを見ると、資格を活かして趣味や仕事の幅を広げている方がたくさんいて、これだ!って思ったんです。」

テキストを見ているだけで楽しい!パンシェルジュ検定の勉強とは?

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えりさん「ただでさえパン作りって工程が多くて時間がかかって、むずかしいイメージがあるんですが、パンシェルジュ検定ではどんな勉強をするんですか?」

さるパンさん「検定は3級から1級まであって、徐々に専門的になっていくんですけど、3級はまず“パンってどんなもの?”というパンの基本的な知識から始まるので、パン初心者の方も理解しやすいですよ。」

えりさん「テキストも写真が多くて見ているだけで楽しいですね。いろんな国のパンの種類や歴史などを学べるんですね、なんだか勉強って感じがしない!(※写真は検定3級テキスト)」

さるパンさん「そうなんです、私も勉強はそこまで苦ではありませんでした。しかも勉強することによって、今まで工程に沿って行なってきた“発酵”などの必要性が分かってパン作りも楽しくなりましたよ。検定はオンライン・オフラインどちらでも受験できるのでお子さんがいる方も気軽に受験できます!」

商品開発やイベント出店。資格取得で世界が広がった!

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さるパンさん「資格を取得したことが自信につながって、2022年に初の個展を行ったんです。パンや写真の展示と、展示作品と同じものを会場で焼き上げて販売するという“食べる展示”という形にして皆さんに楽しんでもらいました。
Instagramでも作ったパンの写真をアップしていて、多くの人に楽しんでもらうことがやりがいに繋がっています。」

えりさん「どれもおいしそうなだけでなく、かわいい…!お魚の形や目玉焼きなどどれも気になります!」

さるパンさん「嬉しいです。例えばお魚の形のパンは湘南T-SITEのイベントに出店する際に作ったもので、海の近くなのでお魚の形にしました。ひとつはプレーンと胡麻の2色の生地で作ったパンにちりめんじゃこ、ハーブガーリックバターを挟んだパンになっています。魚の中に魚が入ってるのも面白いかなって…(笑)」

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さるパンさん「目玉焼きパンは世田谷パン祭りに出店した際に作ったパンで、イベントのテーマ“FRESH”にちなんで、このパンを朝に食べてフレッシュな一日を迎えてほしいという思いで作りました!黄身の部分にはチェダーチーズを入れ込んで卵の半熟加減を表現したり、底面にはフライドオニオンで焦げ感を表現したりと、アイデアをパンに詰め込むのが楽しいんです!」

えりさん「こだわりがすごい!パンが本当に好きなことが伝わります。そのほかに資格を取得してからどんなことに挑戦されたのですか?」

さるパンさん「そのほかには、パンシェルジュ検定事務局の方からお声がけをいただき、2度ほどプロのシェフと共同で商品開発を行った事もすごくいい経験となりました。資格を取っていなければこういった機会をいただくこともなかったので、受験してよかったなと思います。」

毎日の生活で自然と役に立つ知識が得られる!

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えりさん「パンもかわいいだけでなく、とってもおいしい!私もほかの資格は持っているのですが、なかなか生活や仕事に活かすことができなくて…。その点、パンシェルジュ検定は資格を活かして活動の幅を広げられるところが魅力的ですね。普段の生活では資格が活かせた場面はありましたか?」

さるパンさん「パンの種類や作り方の知識だけでなく、栄養成分についても学ぶことができるので、普段の買い物の時に成分表を見るようになりました。小さな子どもがいるので、安心安全な商品を選ぶことのできる知識が深まったことは資格の勉強をしてよかったと思う瞬間です!」

“パンが好き“からもう一歩先へ!パンシェルジュ検定で毎日を豊かに

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パンシェルジュ検定は、パンの楽しみをもっと広げ、深めるための資格です。さるパンさんは、知識が深まることで、パン屋めぐりや家庭でのパン作りもひと味違った体験になるとお話しされていました。

パン好きの方はもちろん、料理好きの方もぜひ、パンシェルジュ検定を通じてパンへの理解を深め、パンライフや趣味の幅を広げてみませんか?

検定概要

■検定名
第30回パンシェルジュ検定

■試験方式 【会場検定】 東京・横浜・名古屋・大阪・福岡の試験会場にてマークシートで受験。(1級は記述式あり) 【オンライン検定】 ご自宅等で、カメラ付きパソコン・スマートフォン・タブレットで受験。
申込締切日:2025年2月2日(日)
\受験料がオトク!/
早割締切日:2024年12月1日(日)

■開催日:2025年3月2日(日)(受験する級によって時間が変わります。詳細はHPにてご確認ください)

■出題形式
パンシェルジュベーシック(3級)/パンシェルジュプロフェッショナル(2級)
4者択一方式・出題数:100問

パンシェルジュマスター(1級)
4者択一方式・出題数:80問
記述式(レポート)・出題数:1問

■合格率
パンシェルジュベーシック(3級):84%
パンシェルジュプロフェッショナル(2級):65%
パンシェルジュマスター(1級):49%

※受験料につきましては公式HPをご参照ください
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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