2. 米のとぎ汁を入れて火にかける

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メスティンの8割程度まで米のとぎ汁を入れて火にかけ、沸騰させた状態で15~20分ほど待ちます。火を止めたら米のとぎ汁を捨て、熱が冷めるまで放置しましょう。メスティンが冷めたら、スポンジや洗剤を使わず水洗いをして乾燥させてください。

ダイソーのメスティンの加熱方法について

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アウトドア調理で使用する火元は人によってさまざま。メスティンにおいては、シングルバーナーやアルコールストーブ、固形燃料などが人気です。火力調整に慣れないうちは、取り扱いが簡単なカセットコンロもよいでしょう。

本記事では、初心者でも成功しやすい固形燃料とポケットストーブ(折りたたみ式コンロ)を使って炊飯にチャレンジします。固形燃料とポケットストーブは、ダイソーでも購入が可能です。風の影響を受けにくくする風防や、調理の幅が広がるメスティン網など、あると便利なオプション品も併せて購入しておくことをおすすめします。

固形燃料で簡単!ダイソーのメスティンで半自動炊飯する方法

1. お米をしっかり浸水させる

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お米1合をといで水気を切り、メスティンに入れます。さらに水200mlを注ぎ入れ、30分~1時間程度浸水させておきましょう。しっかり浸水させることで、ふっくらと炊きあがります。硬めのご飯が好みの人は、水の量を180ml程度に減らしてみてください。

ちなみに、お米の吸水スピードは水温が高いほど早くなります。夏場は30分程度の浸水で十分ですが、冬は1時間以上が目安です。

2. 固形燃料に着火し、火が消えるまで放置する

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ポケットストーブに固形燃料をセットし、メスティンをのせて着火します。固形燃料を使用する炊き方は「半自動炊飯」と呼ばれており、着火後は消えるまでほったらかしでOK。燃焼時間に合わせてタイマーをセットしておくと、消火のタイミングを見逃しません。

なお固形燃料の燃焼時間は商品によって異なり、ダイソー製は約20~23分です。1合炊きは20~25分、2合炊きは25~30分を目安に選ぶと、成功率がアップしますよ。

3. タオルに包んで蒸らす

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固形燃料の火が消えたら、ご飯を蒸らします。同梱された説明書によると、軍手や耐熱手袋を着用してメスティンをひっくり返すとのこと。このひっくり返す手順は不要だという声も多く、そのままでもおいしく食べられるので、無理にひっくり返す必要はありません。

タオルや布でメスティンを包み、15分ほど蒸らしたら完成です。

粒立ちのいいツヤツヤとしたおいしそうな炊き上がり

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蒸らし終わったメスティンのフタを開けた瞬間に、蒸気がふわっと立ち上がります。焦げ付きや水っぽさがないちょうどよい焚きあがりで、ツヤツヤとして見るからにおいしそうです。

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混ぜる前にスプーンでひと口すくって食べてみると、炊き立ては最高においしい!お米の粒がしっかり立っていて、噛み応えがあります。使用したお米は山形県産の「つや姫」ですが、同品種の持ち味でもある粘りや甘みも感じられました。

ちなみに、今回のチャレンジは9月上旬におこなったものです。新米が出る直前で、一年のうちもっともお米が古くて水分が少ない時期でしたが、それでもおいしく炊けました。新米の時期ならさらにツヤツヤでおいしいお米を楽しめるでしょう。

ダイソーメスティンのおすすめ炊き込みご飯のレシピはこちら▼
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