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2. 火をつけて炊飯する
固形燃料以外で炊く場合は、沸騰するまで強火にかけ、沸騰したら弱火に切り替えて12分ほど待ちます。フタは閉めたまま炊く方法と沸騰してから閉める方法がありますが、ここでは沸騰を確認してから閉めました。
12分待って火から下ろし、フタを開けずに20分蒸らします。ご飯にお焦げを作りたい人は、火を止める前に数十秒~1分ほど強火にかけてみてください。
12分待って火から下ろし、フタを開けずに20分蒸らします。ご飯にお焦げを作りたい人は、火を止める前に数十秒~1分ほど強火にかけてみてください。
3. 今度は大成功!ふっくらとした炊き上がり
十分に蒸らしてからフタを開けると、粒が立ったおいしそうなご飯が……!今度は大成功です。米の1粒1粒がしっかりしていて、ふっくらと炊きあがっています。心配していた焦げやサビ付きもありません。
粒立ちがよく噛み応えバツグンでおいしい!
炊きたてのご飯をひと口ほおばってみました。硬すぎずやわらかすぎない絶妙な炊き上がりで、お米の甘さが口のなかに広がります。粒がしっかりしているのに芯が残っておらず、噛み応えがバツグン。炊飯器とはひと味違う、土鍋で炊いたご飯のクオリティです。
ちなみにこの日は9月中旬で、新米が出る直前でした。一年でもっとも古い時期のお米でもおいしく炊けたので、これが新米ならどれだけおいしいのだろうと想像してしまいます。新米の時期は、水を少なめにしたり浸水時間を短くしたりと、微調整が必要かもしれません。
ちなみにこの日は9月中旬で、新米が出る直前でした。一年でもっとも古い時期のお米でもおいしく炊けたので、これが新米ならどれだけおいしいのだろうと想像してしまいます。新米の時期は、水を少なめにしたり浸水時間を短くしたりと、微調整が必要かもしれません。
シーズニングをしっかりすれば後片付けもラクチン
きちんとシーズニングをおこなえば、焦げ付かずきれいに炊き上がります。鍋にご飯が貼りつかず、スプーンだけできれいに取れました。使い終わったら長時間放置せず、水洗いで汚れを落としてくださいね。
試してみて分かった。失敗の原因と対処方法
失敗の原因と対処方法
- 失敗の原因:固形燃料ひとつで炊けるとあったので試してみたら、風のある日は火が安定せず火力が足りなくて水のままだった
→対処方法:ダッチオーブンの周りを風防で囲む。固形燃料を2個に増やす - 失敗の原因:火力を弱めるタイミングがよくわからず、パサパサで焦げたご飯が炊き上がった
→対処方法:フタを開けたまま火を付け、沸騰を目視してからフタを閉めて火を弱める - 失敗の原因:使用後の手入れが面倒でシーズニングを手抜きしたら、ご飯にサビが混ざった
→対処方法:使い終わったあともしっかりシーズニングをする
実は本記事の執筆中、筆者は3回炊飯に失敗して4回目で成功しています。と聞くとハードルが高そうに感じるかもしれませんが、それぞれの失敗の原因は明確です。シーズニングを手抜きせず、安定した火力で加熱時間を守れば、成功率は確実にアップします。
たとえ失敗しても、それもまたアウトドア料理の面白さです。天候や環境によって料理のできも変わるので、何度もチャレンジして成功のコツを掴んでくださいね。
たとえ失敗しても、それもまたアウトドア料理の面白さです。天候や環境によって料理のできも変わるので、何度もチャレンジして成功のコツを掴んでくださいね。
放置厳禁!使ったあとのお手入れ方法は?
ダイソー「ダッチオーブン」のお手入れ方法
- キッチンペーパーで汚れを拭き取り、焦げ付きは焼き切る
- お湯をかける、もしくは沸騰させてから木べらやスポンジで汚れをこすり落とす
- 水気を切って火にかけ、水分を完全に飛ばす
- 植物油を全体に薄く塗り、冷めるまで放置する
- 丸めた新聞紙や油紙を本体とフタの間にはさみ、風通しの良い場所で保管する
ダッチオーブンは、使ったあとのお手入れが大事!ダイソーダッチオーブンのパッケージに記載されているお手入れ方法は、上記のとおりです。洗剤を使わずにお湯だけで汚れを落とし、乾燥させてから油を塗ってください。
面倒だからと使用後の手入れを怠ると、サビの原因になります。使用後は食材を入れたまま長時間放置せず、すみやかに汚れを落としましょう。
面倒だからと使用後の手入れを怠ると、サビの原因になります。使用後は食材を入れたまま長時間放置せず、すみやかに汚れを落としましょう。
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