ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

魚による生ゴミ臭にはクエン酸が効果的?試してみた!

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夏場は生ゴミの臭いが発生しがち。特に魚を調理したり食べたりしたあとの残骸は、生臭くなりやすいため捨て方に気を使いますよね。

魚による生ゴミ臭を抑えるには、クエン酸が役立つとよく聞きますが……。果たして本当に効果があるのか、試してみた結果をお届けしますよ。

手順

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手順はいたってシンプル。魚が入った生ゴミにクエン酸を振りかけるだけです。

魚の生臭さの原因物質はアルカリ性なので、酸性のクエン酸をかけることで臭いが中和されるという仕組みだそう。

クエン酸なしの生ゴミと臭いを比較

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クエン酸ありとクエン酸なしの生ゴミを用意。いずれにも魚の皮や骨が入っています。

ひと晩経つと、クエン酸なしのほうは生臭みがぷ〜ん。一方クエン酸ありのほうは、無臭とまではいかないものの、嫌な臭いをだいぶ抑えられていました。

クエン酸と重曹をWで使うのはNG。効果を発揮しない

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生ゴミの臭いを抑えるには、重曹が役立つと聞いたことはありませんか?たしかに重曹は食べ物の腐敗臭をやわらげるのに効果的ですが、アルカリ性なので、魚の生臭みには酸性のクエン酸が適しています。

「両方入れればよいのでは?」と思われがちですが、クエン酸と重曹をWで使うのはNG。重曹はアルカリ性、クエン酸は酸性なため、合わせると中和反応を起こして効果を発揮しなくなってしまうのです。
重曹の記事はこちら▼

魚のゴミはクエン酸で手間なく防臭!

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魚による生ゴミ臭を抑えるにはクエン酸を使うと効果的。家にクエン酸があるなら一度試してみる価値ありです。

ゴミに直接かけるだけなので面倒な手間は一切かかりません。魚のゴミが出るたびに振るようにすれば、悪臭を極力抑えられることでしょう。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります
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