ライター : aicolas_monyo

WEBライター

「イシイのミートボール」の石井食品が工場見学を再開

Photo by aicolas_monyo

石井食品の「イシイのミートボール」が、2024年で発売から50周年を迎えました。コロナ禍は休止されていた工場見学も、2024年春にパワーアップして再開!予約受付開始とともに応募が殺到する人気の工場見学です。

無添加調理(石井食品の製造工程において、食品添加物は使用されておりません)を徹底しながら「より良いおいしさ」にチャレンジし続ける石井食品の、工場見学の様子をレポートします。石井食品のこだわりを知り、試食体験ができる内容てんこ盛りの見学ですよ。

工場見学のポイント

  1. ミートボールの原材料からできあがりまでを見て・触って学べる!
  2. 工場でつくられた、できたてミートボールを試食!

工場見学スタート!

Photo by aicolas_monyo

開始早々、工場敷地内に畑を発見!地元生産者の苦労を知り気持ちに寄り添う姿勢は、原材料にとことんこだわる石井食品ならではですね。不定期で工場前にて収穫物を従業員に販売、売上は畑の肥料代に充てられています。

東京ドーム約1.2個分の敷地のうち、工場見学で見られるのは、案内MAP左側の「ミートボール・チキンハンバーグ工場」です。身近なミートボールの製造工程が見られるなんてワクワク♪
※製造ラインの撮影ができないため、本記事では展示パネルの写真を交えて紹介します。

イシイのミートボールができるまで

原材料の確認

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無添加調理でのおいしい商品づくりにこだわる石井食品は、厳選された素材を使用しています。石井食品の製造工程において、食品添加物は使用されておりません。

入荷した原材料の産地・製造場所や製造日などを二次元データラベルでひとつずつ確認し、合格したものだけを使っています。

X線異物検査

機械を使って、原材料の鶏肉に骨などの異物が入っていないかを確認。異物があればランプが点灯するので、仕入れ先にフィードバックします。

毛髪はX線で検知しきれないため、工場内に入る際に徹底的に注意が必要です。粘着ローラーをかけ、手洗い60秒、エアシャワー、アルコール除菌をしてようやく作業場に入ることができます。

調理

カット鶏肉をミンチに、玉ねぎをみじん切りにカットします。チョッパーで砕く様子は子どもたちにも大人気。
混ぜるカットされた材料とパン粉、調味料などを混ぜます。
卵・乳製品を含まないパン粉は、石井食品特注のものだそうです。
形を作る成型機にかけて、混ぜた材料をミートボールの形に整えます。
揚げる成型したミートボールを油でじっくり揚げます。
非常に高温なので、この工程はガラス越しの見学も不可でした。

袋詰め〜出荷

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袋詰め品質保証番号・賞味期限を印字した袋にミートボールとソースを充填。シーリングします。
商品の検査骨などの異物が入っていないか、規定の内容量になっているか機械で検査します。
殺菌+冷却熱を加えて殺菌。菌の繁殖しやすい温度帯を避けるため、急速で冷却されます。
箱詰め商品を箱詰め。箱の組み立て、流れてくる商品の印字がかすれていないかの目視確認、封入まで人が行います。
出荷ようやく出荷!冷蔵でスーパーなどに運びます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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