ライター : 夏目ミノリ

カメライター / 斧を操る薪割り女子 / 製菓衛生師 / 調理師

ちょっと珍しいとうもろこし生地のトルティーヤ

Photo by 夏目ミノリ

473円(税込)
「ラ・コロナ コーントルティア」は、とうもろこしを主原料として作られたトルティーヤで、カルディで販売されています。

そもそもトルティーヤとは、メキシコ料理に欠かせない薄焼きパンのことです。タコスやブリトーなどのあらゆるメキシコ料理に使われているので、ご存じの方も多いかもしれませんね。

生地はとうもろこし粉か小麦粉で作られており、日本ではどちらかというと小麦粉で作った生地のほうがメジャーです。しかし、伝統的なのはとうもろこし生地のほう。SNSを見ると、「試しに買ってみよう!」と珍しさから手に取っている方が多く見られます。

筆者もとうもろこし生地のトルティーヤは初体験!どんな味なのか、食べてみた感想をお伝えします。

カルディ「ラ・コロナ コーントルティア」

Photo by 夏目ミノリ

コーントルティアの原材料は、とうもろこし、糊料(CMC)、pH調整座、生石灰の4つです。小麦粉ではなく、とうもろこしが主原料となっています。

ひと袋にたっぷり12枚も入って500円未満なので、コスパのよさを感じますね。

Photo by 夏目ミノリ

チャックつきの袋って、先にハサミで切る部分がありますよね?「ハサミを出すのが面倒くさい」と手で切ろうとすると、ビニールが伸びてうまく切れなかった……なんて経験もお持ちの方も多いのではないでしょうか?

しかし、コーントルティアの開け口には点線が入っていて、手で簡単にカットできます。細かいところですが、地味にうれしいポイントです♪

食べ方は3種類

Photo by 夏目ミノリ

コーントルティアは冷凍なので、まず解凍が必要です。解凍できた生地の温め方には、フライパン、電子レンジ、オーブントースターの3種類があります。

温め方

  1. フライパン:両面を軽く温める
  2. 電子レンジ:ラップで包んで1枚20秒くらいを目安に温める
  3. オーブントースター:パンを焼くように温める
パリッとした生地を楽しみたいなら、フライパンかオーブントースター。具材を包みたいなら、生地がやわらかく仕上がる電子レンジがおすすめです。

そして、解凍した生地は3日以内に消費しましょう。

生地だけで食べてみると、保湿感はほとんどありませんでした。薄いながらもパンの存在感がしっかりとしていて、食べ応えがありましたよ。

香りもとうもろこしの風味がしっかりと伝わってきました。日本ではあまり味わったことのない味だったので、本場感を楽しみたい方にささるでしょう!

口コミ・SNSでの反応

  1. しっかりとうもろこしの味がする!
  2. 薄いけど歯応えがある
  3. グルテンフリーなところがうれしい

食事からデザートまで!おすすめアレンジレシピ

トルティーヤの定番「タコス」

Photo by 夏目ミノリ

トルティーヤといえばタコス!とうもろこし生地を使えば、本場の味わいを楽しめます。

トマトベースに味つけをしたひき肉、レタス、トマト、チーズといった具材を用意し、温めたコーントルティアに巻くだけ。メキシコを感じるにはぴったりの料理です。サルサソースを加えると、さらに本格的な味となりますよ。

具材を巻くため、生地には柔軟性があったほうが使いやすいです。フライパンやオーブントースターはパリッと仕上がって巻くときに折れてしまうので、適度にしなっとする電子レンジがおすすめですよ。

ちなみに、とうもろこし生地で作るのが「タコス」、小麦粉生地で作られるのが「ブリトー」です。コーントルティアはとうもろこし生地なので、タコスとなります。

パリッとライトに「ミニピザ」

Photo by 夏目ミノリ

コーントルティアにピザソースとチーズをのせてオーブントースターで焼けば、おつまみにぴったりなミニピザに。パリパリっとした食感でクリスピーピザのように楽しめます。好きな具をのせてアレンジしてみましょう。

おやつにぴったり!「ガレット」

Photo by 夏目ミノリ

メキシコ料理に飽きたら、ちょっと洋風にして味わってみてはいかがでしょう?

コーントルティアの上にチーズ、ハム、卵をのせて焼くと、お手軽ガレットが完成します。生地と具材を一緒に焼くので、フライパン調理がおすすめです。

通常のガレットはそば粉生地を使いますが、おうちでそば粉を扱うことはなかなかないですよね。コーントルティアを代用すれば、風味は違えど似たようなアレンジ料理を楽しめます。

外はカリッ、中はモチッとした食感が特徴のガレットも、コーントルティアなら全体的にカリカリっとしたライトな食感に。おつまみや小腹がすいたときにぴったりです♪
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