ライター : pomipomi

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電気ケトルの中にカビのような斑点やシミが…。大丈夫?

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お湯を沸かそうと電気ケトルの蓋を開けたら、底面になにやら白や青、茶色の斑点やシミが……。「カビ?」「大丈夫?」と心配になったことはありませんか?

結論からご紹介すると、これらはカビではなく水に含まれるミネラル分が原因である「水垢」の可能性が高いです。害はありませんが、気になる場合は掃除をすることで取り除くことができますよ。(※1)

水垢掃除は「クエン酸」を使うのがおすすめ

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アルカリ性の「水垢」には、反対の性質である酸性の「クエン酸」を使った掃除方法が効果的。汚れを中和させることで、効率的に落とすことができます。

<掃除の手順>
1.
水を満水まで入れ、クエン酸(15g程度)を加えて混ぜる

2. ふたを閉めて沸とうさせ、そのまま約1時間放置する

3. お湯を捨て、水で充分にすすぐ

クエン酸の代わりに、お酢やレモン汁でも代用可能。ただお酢はにおいが残るおそれがあるので注意しましょう。お酢やレモン汁は大さじ1杯を目安に入れ、同じ手順で掃除してみてくださいね。

なおケトルによってはクエン酸、お酢、レモン汁が使えない場合もあるので、掃除前に取扱説明書をご確認ください。

水垢やカビをつけないために注意するポイント

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電気ケトルに水垢やカビをつけないためには、沸かしたお湯はすべて使い切り、ケトル内にはお湯が残らないようにすることが大切です。

残った湯はそのままにせず、使用時以外は空にしておくことを心がけましょう。

見えない部分もしっかりお手入れしよう!

電気ケトルは口に入れるお湯を沸かすもの。シミがからだに無害だとしても、できればつけたくないですよね。

中は見えないため、ついお手入れをさぼってしまいがちですが……。ケトルを長持ちさせるためにも、定期的に洗浄するよう心がけましょう。
【参考文献】
(2025/12/20参照)
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