ライター : pomipomi

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カップ麺に入れてはいけない油とは?

Photo by muccinpurin

手頃なカップ麺、アレンジを加えて楽しむ人も少なくないはず。なかには、入れてはいけない調味料もあることを知っておかないといけません。

なんでも容器の内側が変質し、状況によってはお湯漏れする可能性があるのだとか。SNSにも「底が溶けてベコベコになった」「変形して焦った」などの声が寄せられています。

東洋水産の公式サイトを参考に、その詳細をご紹介します。

容器に記載の調理法を守るべし!

東洋水産の公式サイトには、「カップめんにMCTオイル、エゴマ油、亜麻仁油などを加えて食べても大丈夫ですか?」のような質問が寄せられています。

メーカーの回答は以下の通り。
発泡ポリスチレン製の容器に「MCTオイル」「エゴマ油」「亜麻仁油」「ココナッツオイル(やし油)」や「中鎖脂肪酸」を含む油等は加えないでください。上記の食品を加えると、容器の内面が変質し、薄くなる場合があります。 状況によっては、容器からお湯が漏れ出るおそれがありますので、ご使用をお避けいただきますようお願いします。

出典: www.maruchan.co.jp

MCTオイル、エゴマ油、亜麻仁油だけでなく、ココナッツオイルや、中鎖脂肪酸を含む油もNG。

なお日本即席食品工業協会の公式サイトにも、下記のような内容が掲載されています。
独立行政法人農林水産消費技術センターなどで行った実験結果から、発泡ポリスチレン製容器に「シソ油」 、「エゴマ油」、「ココナッツオイル(やし油)」、「亜麻仁油」などを加えて熱湯を注いだ場合、容器の内面が変質し薄くなったり、状況によっては容器の底からお湯がこぼれでる可能性があるとの指摘がありました。紙製以外のカップめんの容器の多くは発泡ポリスチレン製食品容器に該当致しますが、お湯を注ぐだけではこのような現象はありません。

消費者の皆様には上記のような利用方法は厳に避けていただき、容器に記載の調理方法にてお召し上がり頂くよう改めてお願い致します。
なお、熱湯によるやけどにはこれまでもご注意頂いておりますが、今後とも十分ご注意下さるよう重ねてお願い申し上げます。

出典: www.instantramen.or.jp

ケガや事故につながらないよう、カップ麺はそのまま食べるのが一番。容器に記載されている調理法を守りましょう。

うっかり、やってしまわないように注意

ごま油やラー油ほどではありませんが、いずれも身近な油のため、うっかりやってしまうケースも少なくないかもしれません。ケガや事故のリスクを負わないためにも、カップ麺を食べる際は注意が必要ですね。
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