ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

カレーにはちみつを入れるタイミングはいつ?

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カレーの隠し味にはちみつを入れると、甘みとコクが増して深みのある仕上がりに。しかし加えるタイミングによっては、カレーにとろみがつかなくなってしまいます。

はちみつはいつ投入するのが正解なのか、本記事ではハウス食品の公式サイトのQ&Aを参考に、その答えをご紹介します。間違えるとカレーがサラッとしてしまう理由も、合わせて確認しておきましょう。

「具材を煮込むときに入れて、20分以上煮込む」が正解

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「カレーにはちみつを入れたいのですが、いつのタイミングで入れたらよいですか?」という質問に対し、ハウス食品は下記のように回答しています。
具材を煮込む時に、水と一緒に入れて、20分以上煮込んでください。

はちみつを加えた後、弱火~中火(プクプクとなっている沸騰直前の状態)で、20分以上加熱する事が必要です。
仕上げにはちみつを加えてすぐ火を止めるのではなく、ルウを入れる前の段階ではちみつを加え、充分に煮込んでいただくことをおすすめします。

その理由は、はちみつにはアミラーゼという酵素が含まれており、とろみのもとになるでんぷんを分解してしまうからです。ルウを入れる前によく加熱することで、アミラーゼの働きを失わせるのがコツです。

出典: housefoods.jp

はちみつに含まれるアミラーゼには、とろみのもとになるでんぷんを分解してしまう作用があるとのこと。よって具材を煮込むときに加え、じゅうぶん加熱してからルウを入れるのが大事なポイントのようです。

正解だけでなく理由も知れたので、もう「ルウの前だっけ?後だっけ?」と悩むことはありませんね。

理由を知ればもう間違えない!

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おいしいカレーを作ろうとせっかくはちみつを入れたのに、タイミングを間違えてしまっては台無し。とろみがつかず、サラッとした仕上がりになってしまいます。

「いつ加えるんだっけ?」とわからなくならないようにするには、理由を理解することが大事です。ハウス食品の回答をよく読んで、しっかり把握しておきましょう。
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