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煮込んでもサラサラ。カレーにとろみがつかないのなぜ?
カレーにルウを入れたのに、いくら煮込んでもサラサラのまま……。そんな経験はありませんか?
この記事では、ハウス食品の公式サイトで紹介されている内容を参考に、カレーにとろみがつかない原因を探ります。
この記事では、ハウス食品の公式サイトで紹介されている内容を参考に、カレーにとろみがつかない原因を探ります。
考えられる原因はおもに6つ!
「ルウを入れたのですが、なかなかとろみがつきません」という質問に対し、ハウス食品は以下のような回答を出しています。
カレーのとろみは、小麦粉を約90℃位で加熱するとでんぷんが糊化することでつきます。「とろみがつかない、つきにくい」原因として以下のことが考えられます。
・ジャガイモの種類
・水分が多い具材(新たまねぎや冷凍シーフード具材など)を使用したとき。
・ふたをして煮込むことで水分の蒸発量が少なかったり、途中で水を足すことにより水分量が多くなっているとき。(パッケージに書いている水の分量はふたをしないで煮込んだ時の水の蒸発量を計算して設定しています)
・ルウを入れてからの加熱が弱かったり、時間が短かったりしたとき。(でんぷんが糊化しにくい)
・はちみつなどでんぷんを分解する酵素アミラーゼを含む具材を入れたとき。
・一度口をつけたスプーンなどを鍋に戻したとき。(唾液の中にもアミラーゼが含まれています)
出典: housefoods.jp
意外なことがカレーのとろみを邪魔していたのですね。どれもこれもついうっかりやってしまいがち……。
解決策
ハウス食品の公式サイトでは、回答と共に詳細動画も公開されています。解決策はこちら。
1. じゃがいもの種類をチェック
カレーは、じゃがいものでんぷんが溶け出すことによりとろとろ感がアップします。よって煮崩れしにくい新じゃがいも、メークイン、ニシユタカなどを使用すると、比較的サラッとした仕上がりに。
しっかりとろみをつけたいなら、ルウに粘性が出やすい男爵いもを使うとよいでしょう。ただしその場合は、形が残るよう大きめにカットするのがおすすめです。
しっかりとろみをつけたいなら、ルウに粘性が出やすい男爵いもを使うとよいでしょう。ただしその場合は、形が残るよう大きめにカットするのがおすすめです。
2. 水分の多い具材を入れるなら…?
具材に新たまねぎや冷凍シーフードミックスなどを使うと、水分量が多くなりとろみがつかないことがあります。これらを入れる場合は、加える水の量をやや少なめにしましょう。
3. フタをするかしないかが意外と鍵!
パッケージのレシピ通りに作るなら、フタをしないで煮るのが基本。フタをすると水分の蒸発量が少なくなり、記載されているルウの量ではとろみがつきにくくなります。
そのため、鍋にフタをするなら水の量は少なめにしてくださいね。
そのため、鍋にフタをするなら水の量は少なめにしてくださいね。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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