ライター : pomipomi

webライター / 料理研究家

やかんやケトルをストーブにのせないで!メーカーが喚起

ホーロー製品の老舗「富士ホーロー」が、公式Xでとあるポストを投稿。「ホーロー製のやかんやケトルなどをストーブにのせるのは絶対にNG」と喚起しているのですが、それに対し「知らなかった」「普通にやってた」の声が続出しています。

理由を知り、「タメになった」「情報を共有してくれてありがとう」といったコメントもあとを絶ちません。はたしてなぜダメなのか、本記事では発信元であるメーカーご協力のもと、詳しい内容をご紹介しますよ。

理由は、製品の劣化や事故の危険性があるから

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「富士ホーロー」のXによると、おもな理由は以下の4点とのこと。

やかんをストーブにのせるのがNGな理由

  1. 水が蒸発した状態でストーブの上にのせ続けると、空焚き状態になり、ひび割れや剥離の原因になる
  2. 空焚きの状態で水を入れたりシンクに置いたりすると、ヒートショック(温度差による急冷)によりひび割れや剝離の原因になる。
  3. 万が一お湯が吹きこぼれた場合、ガスコンロと違い自動消火機能がないため、ストーブが不完全燃焼状態となり有毒ガスが発生する場合がある。
  4. ストーブ本体やケトル等が転倒し、火傷やケガをする可能性がある。
どれも「なるほど、たしかに危険」と頷くことばかりですよね。いままでうっかりやっていた人も、これを読んだら「もう絶対にしない」と思うのではないでしょうか?

アルミやステンレス製も本来はNG

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なお「富士ホーロー」によると、「ホーロー製のケトル・やかん・ポット以外にも、アルミやステンレス製は本来NG」とのこと。ドラマや映画のワンシーンで、ストーブにアルミのやかんを置く光景が流れることもあるけれど……。実はやってはいけないことだったのですね。

実家の家族やまわりの人にも教えてあげて

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ストーブにやかんやケトルを置いてはいけないなんて……。テレビでもそんな光景をたまに観るので、うっかりやってしまいがちですよね。

自分はしたことがなくても、SNSには「実家でやっている。家族に伝えなきゃ!」という声がちらほら。みなさんもまわりの人がストーブにやかんをのせていたら、危険であることを教えてあげましょう。
※本記事は@fujihoro_japanさんのご協力のもと、株式会社トラストリッジが作成しています
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