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カレーにとろみがつかない!原因は味見の仕方かも?
市販カレールウを使って説明文の通り作っているのに「なかなか思い通りにとろみがつかない」「とろみがゆるい気がする」という経験をしたことはありませんか?
とろみがつかない原因には、さまざまな理由がありますが、実は味見の仕方にも原因があったんです……!この記事では、ハウス食品の公式サイトで紹介されていた内容を参考に、カレー作りの注意点をご紹介しますよ。
とろみがつかない原因には、さまざまな理由がありますが、実は味見の仕方にも原因があったんです……!この記事では、ハウス食品の公式サイトで紹介されていた内容を参考に、カレー作りの注意点をご紹介しますよ。
味見したスプーンやお玉を鍋に戻すのはNG!
ハウス食品の公式サイトによると、以下のように記載されています。
はちみつや唾液に含まれるアミラーゼという酵素がカレーに混ざると、とろみのもとになるでんぷんが分解されてとろみがゆるくなることがあります。
調理直後にはとろみがついていても、アミラーゼが残っていることがあります。微量のアミラーゼでも、時間が経つととろみが無くなります。たとえば、味見したおたまやスプーンなどを直接鍋に戻したり、また鍋の前で話をしていて気づかないうちに唾液が飛んでしまっていたりすると、唾液に含まれるアミラーゼがでんぷんを分解してしまうこともあります。
アミラーゼは75℃以上で加熱する事で、働きが止まりますが、約70℃程度までなら活発に働くことから、鍋の温度が低いときにルウを加えた場合に、具材やルウ中のアミラーゼがでんぷんに作用して粘性が緩くなることがあります。
出典: housefoods.jp
味見したおたまやスプーンを直接鍋に入れてしまうことで、唾液に含まれるアミラーゼという成分が入ってしまい、でんぷんが分解されてとろみがゆるくなることがあるなんて……。
鍋の前で話しているだけでも唾液が飛んでしまい、とろみがゆるくなってしまう可能性があることにも驚きですね。
鍋の前で話しているだけでも唾液が飛んでしまい、とろみがゆるくなってしまう可能性があることにも驚きですね。
そもそも直接味見をするのは衛生上よくないが…
そもそも直接味見をしてしまうのは衛生上よくありませんが、「熱殺菌されるから大丈夫だろう」と、実はやってしまっている人も多いのではないでしょうか。
理想のとろみを再現しておいしいカレーを作るためにも、味見の仕方には注意が必要です。
理想のとろみを再現しておいしいカレーを作るためにも、味見の仕方には注意が必要です。
もうしません…!カレーの味見に要注意
味見の仕方に落とし穴があったと知り「実はやりがちだった……」と筆者も反省。
もしもやってしまっている人がいたら要注意です!今後カレーの味見をする際は、一度口をつけたスプーンやおたまは鍋に戻さないようにしましょう。
もしもやってしまっている人がいたら要注意です!今後カレーの味見をする際は、一度口をつけたスプーンやおたまは鍋に戻さないようにしましょう。
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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