農園情報

ミーバイ

石垣島の居酒屋やごはん屋さんで「ヤイタトハタ(八重山ミーバイ)」の文字を見つけたら、ぜひ注文を!ヤイタトハタ(八重山ミーバイ)はスズキ目ハタ科ハタ属の魚です。

ミーバイは沖縄県の養殖魚のホープともいわれており、特に八重山漁業協同組合では “環境を壊さない漁業をしていきたい” という想いのもと、3年半という時間をかけて養殖されています。

えさにも十分な配慮をしており、石垣島産の米ぬかや鮮魚店では廃棄されてしまう石垣島産の魚の100%を使用し、ペレットを作っているのだそう。

ミーバイのポイント

  1. 上品な味わいの白身魚で脂がのった「ヤイトハタ」
  2. 八重山漁業協同組合では環境を壊さない養殖がおこなわれている
  3. 環境への配慮から、えさも石垣島産にこだわっている
石垣島市で地元の人に愛される居酒屋「まるさ」では、ミーバイを使ったメニューを提供しています。

その日の入荷によって内容はことなりますが、刺身は必食。ミーバイの繊細な旨みと上質な脂をダイレクトに感じられますよ。白身といえども、たんぱくな印象はまったくありません。食感はむっちりとしていて、部位によって味わいが違います。

Photo by macaroni

生でも食べられる新鮮なミーバイをしゃぶしゃぶにすると、脂が少しとろけてほぐれるような身質に。

また刺身だけではなく、煮る、焼く、揚げる、蒸すなど、さまざまな食べ方ができるのも魅力。どんな味付けでも喧嘩せず、和洋中あらゆる調理法で楽しめます。

Photo by macaroni

骨周りの身や頭(兜焼き)、皮もすべておいしく食べられるのもポイント。特に皮の唐揚げはやわらかさを残しつつ、サクサクとした食感が絶妙です。煮付けは脂でしっとり。

初めは「ミーバイ」というカタカナの名前にためらってしまうかもしれませんが、驚くほど食べやすく旨みの凝縮した魚。石垣島で出会ったら、迷わず食べてみるのが正解です!

店舗情報

※直接購入も可能です

食の魅力にあふれた石垣島

ティーダパイン、石垣珊瑚、八重山ミーバイ。石垣島には、独自に開発された品種、その地ならではの方法で穫れた食の恵みがあります。石垣島を訪れる際は、この地域でしか味わえない特産物にも着目してみてはいかがでしょうか。
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