ライター : macaroni トレンド

石垣島を訪れたら食べたい!3つの特産物

全国有数の旅行地、沖縄の石垣島。青く美しい海や豊かな自然に恵まれ、絶景めぐりやレジャー体験も人気ですが、食の楽しみもはずせません。石垣島には温暖な気候や高い山を有する土地を活かした特産物があるんです!

本記事では、石垣島を訪れたら食べておきたい、3つの特産物をご紹介します。

パインアップル(品種:ティーダパイン)

南国の果実といえば外せないのが、パインアップル。

日本で流通するパインアップルは約95%が海外産、約5%が国産といわれ、その多くが沖縄産。海外のパインに比べて、国産は適した熟し具合で収穫されているため、新鮮さが特徴です。

また、パインアップルは珊瑚の多いアルカリ土壌では育ちません。よって沖縄の島々でも、特に高い山のある石垣島では、おいしいものが作れるのだそう。温暖な気候と土壌が、ジューシーな果汁感と甘酸っぱさを生み出すのですね。

ちなみにパインアップルは収穫時点で熟すのが止まり、保存していると香りが出てくるのは熟しているわけではないのだとか!

石垣島産パインアップルのポイント

  1. ジューシーで甘酸っぱい
  2. 適した熟し具合で収穫されるため新鮮
  3. 特に高い山のある石垣島の土壌が良いものを育てる

独自品種のティーダパインを取り扱う「石垣島SUNファーム」

沖縄のパインアップルを存分に楽しみたい人は「石垣島SUNファーム」へ。パインアップルの生産から加工までをおこなっており、種類豊富なパイン商品に出会えます。

「石垣島SUNファーム」では、缶詰になることの多い「ハワイ系のn種」、桃の香りがする「ピーチパイン」、ちぎって食べられることで有名になった「スナックパイン」など、数種類の品種を取り扱っています。

なかでも、同社が独自に開発した「ティーダパイン」に注目!

とろっと甘い。太陽の意味を持つ「ティーダパイン」

「パインジュース」432円(税込)
“太陽” という意味を持つティーダパインは、太陽のように黄色く輝く色合いが特徴。腐らずに発酵する特性を活かして、パイナップル酢にも活用されているのだそう。

店舗では、果汁100%のパインジュースも提供されています。写真はジュース部分は島パイン(ハワイ種)を使用した1杯。具材として、ティーダパインがごろっと入っており、とろけるような質感と濃厚な甘さや華やかさがたまりません。
「パインジャム」464円(税込)
ティーダパインを使用し、石垣島産のシークヮーサー果汁が入っている「パインジャム」もおすすめ。パインの甘みとシークヮーサーのさわやかな香りが広がります。
「パインアップルラングドシャ(10個入り)」1,050円(税込)
石垣島産のティーダパインを100%使用した「パインアップルラングドシャ」。パインアプルジュースを生地に練り込んだラングドシャに、チョコレートを挟んだひと品です。

ほんのり甘酸っぱい香りとチョコレートの濃厚な甘さが相性抜群!
そのほか、焼きたてのパイナップルパイやパイン飴、冷凍パインやアイスバーまで幅広いラインアップ。「フレッシュなパインの味を楽しみたい」「ほかのお土産屋さんでは買えないものがほしい」という人は、ぜひ訪れてください。

店舗情報

パパイヤ(品種:石垣珊瑚)

パパイヤには野菜と果物の2種類あり、野菜は炒めものやサラダの具材として重宝されます。一方、果物のパパイヤはカリウムやカロテン、ビタミンCなどの栄養素を多く含み、独特の風味とやわらかい果肉が人気を集めています。

沖縄のほか、鹿児島や宮崎などでも栽培されていますが、注目したいのが「石垣珊瑚」というフルーツパパイヤの品種。平成20年に品種登録された「石垣珊瑚」は、平均糖度が13.8度とその甘さが最大の特徴です。

パパイヤ(石垣珊瑚)のポイント

  1. 平成20年に登録された石垣島の独自品種
  2. 糖度の高さとやわらかい果肉
  3. ポット栽培によって一年中おいしく食べられる
「石垣珊瑚」を栽培する「石垣島パパイヤ」では、ポット栽培を採用しています。ポット栽培は、肥料や水やりの頻度を調整するのが難しいといわれていますが……。

“一年中おいしいパパイヤをお届けできるように” という想いのもと、大切に育てているのだそう。
写真は木になっているパパイヤの実。きれいに実っていますが、ここまでたどり着くためには困難が多かったそう。現在も安定した供給に向けて、試行錯誤を続けているといいます。
「石垣珊瑚」は種や特有の香りが少ないのも特徴で、食べやすさも魅力のひとつ。鮮やかな赤橙色も食欲をそそりますよね。

実際に食べてみると、とにかく甘い!舌にのせた瞬間に強い甘みが広がっていきます。果肉はなめらかで、果汁もたっぷり。
熟す前のパパイヤ
「石垣珊瑚」のおいしさは折り紙付きで、なんでも近隣のリゾートホテルのビュッフェでも提供されており、それを食べた海外の旅行者が「おいしかったから」とわざわざ農園を訪れてきたこともあるそうです。

また、パパイヤの名産地である台湾の人も「台湾のものよりおいしい!」と称賛したのだとか。
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