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授乳中に産後ダイエットを始めても大丈夫?
妊娠中に増えた体重がなかなか戻らないと、産後ダイエットしたくなりますよね。授乳中にダイエットを始める際は、気をつけたいポイントがいくつかあります。どのようなことに注意して進めればよいのか、くわしく見ていきましょう。
母乳育児中にダイエットをするときのポイント・注意点
ポイント・注意点
- 過度な食事制限は避ける
- 過度な運動は避ける
- 水分をしっかり摂る
過度な食事制限は避ける
日本人の食事摂取基準(2020年版)では、授乳婦に対し、妊娠前と比べて余分に摂取すべきエネルギー量として、一日あたり350kcalを付加するよう定められています。
エネルギー量以外にも、授乳中は赤ちゃんの分まで栄養を摂る必要があるため、授乳中の過度な食事制限はおすすめできません。(※1,2)
エネルギー量以外にも、授乳中は赤ちゃんの分まで栄養を摂る必要があるため、授乳中の過度な食事制限はおすすめできません。(※1,2)
過度な運動は避ける
産後、もとの生活ができるようになるまで6~8週間ほど、妊娠前と同等の体力に回復したと実感できるのは産後3か月~1年ほどといわれています。女性ホルモンの減少により不調が起こりやすい産後は、無理なく過ごすことが大切です。
体を動かすなら、赤ちゃんとの散歩やストレッチなどがおすすめ。自分のペースで、体調に合わせた軽い運動を取り入れましょう。(※3,4)
体を動かすなら、赤ちゃんとの散歩やストレッチなどがおすすめ。自分のペースで、体調に合わせた軽い運動を取り入れましょう。(※3,4)
水分をしっかり摂る
母乳の約9割は水分といわれています。そのため、授乳中は水分補給をしっかりおこなうことが大切。
食事からも水分を摂取しているので、食事を減らすダイエットは避けましょう。お母さんの水分摂取量が足りていないと、母乳の量に影響するおそれがあります。(※5,6)
食事からも水分を摂取しているので、食事を減らすダイエットは避けましょう。お母さんの水分摂取量が足りていないと、母乳の量に影響するおそれがあります。(※5,6)
【Q&A】授乳中に太ることはある?
A:授乳中でも、消費を上回る量のカロリーを摂取すれば太ることがあります。
授乳中は、350kcalの付加量があり、妊娠前よりもたくさんカロリーを摂る必要があります。だからといって、必要以上にカロリーを摂り過ぎると太ってしまうおそれが。主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事を意識しましょう。(※1,2,7)
授乳中は、350kcalの付加量があり、妊娠前よりもたくさんカロリーを摂る必要があります。だからといって、必要以上にカロリーを摂り過ぎると太ってしまうおそれが。主食・主菜・副菜のそろったバランスのよい食事を意識しましょう。(※1,2,7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。