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チーズアレルギーとは?
チーズアレルギーは、牛乳アレルギーの一種。牛乳アレルギーで完全除去が必要な場合、チーズは食べられません。また、乳については食物アレルギーを引き起こす食品のなかでも、表示が義務付けられている「特定原材料」のひとつです。
それではチーズアレルギーの原因や症状を詳しくみていきましょう。(※1,2,3)
それではチーズアレルギーの原因や症状を詳しくみていきましょう。(※1,2,3)
チーズアレルギーの原因
原因
- 原材料の牛乳に含まれる「カゼイン」
- チーズに含まれる「カビ」
原材料の牛乳に含まれる「カゼイン」
牛乳のたんぱく質である「カゼイン」はチーズのもととなるとともに、牛乳の主要なアレルゲンです。
チーズは乳製品のなかでもたんぱく質が多く含まれています。100gあたりで比較すると牛乳は3.3g、プロセスチーズでは22.7g。約15gのプロセスチーズに、牛乳100gと同等のたんぱく質が含まています。
牛乳アレルギーの人がチーズを試し始めるのは、ほかの乳製品が食べられるようになってからが望ましいとされています。(※1,2,4)
チーズは乳製品のなかでもたんぱく質が多く含まれています。100gあたりで比較すると牛乳は3.3g、プロセスチーズでは22.7g。約15gのプロセスチーズに、牛乳100gと同等のたんぱく質が含まています。
牛乳アレルギーの人がチーズを試し始めるのは、ほかの乳製品が食べられるようになってからが望ましいとされています。(※1,2,4)
チーズに含まれる「カビ」
チーズのたんぱく質以外にも、カビがアレルギーの原因になる場合も。チーズのなかにはカマンベールやゴルゴンゾーラといった、カビによって熟成させるチーズがあります。
アレルギー検査をおこなう際には、原因がチーズのたんぱく質によるものか、カビによるものかを特定するため「チーズ」と「モールド(カビ)チーズ」の項目を設けているそうです。(※5)
アレルギー検査をおこなう際には、原因がチーズのたんぱく質によるものか、カビによるものかを特定するため「チーズ」と「モールド(カビ)チーズ」の項目を設けているそうです。(※5)
チーズアレルギーの症状
症状
- 皮膚のかゆみ、湿疹
- 目や口の腫れ、かゆみ
- 腹痛、嘔吐、下痢
- 喘鳴、呼吸困難
アレルギーによって起こる症状は多様で、もっとも多いとされるのが皮膚のかゆみや湿疹、じんましんなどの皮膚症状です。目や口のまわりが腫れたり、かゆみをともなったりする人もいます。
皮膚症状だけでなく、腹痛や下痢などの消化器系に症状が出る場合や、喘鳴、呼吸困難など、人によってさまざまな症状が現れます。チーズを食べたあとにこのような何らかの症状がみられたときは、チーズアレルギーかもしれません。(※6)
皮膚症状だけでなく、腹痛や下痢などの消化器系に症状が出る場合や、喘鳴、呼吸困難など、人によってさまざまな症状が現れます。チーズを食べたあとにこのような何らかの症状がみられたときは、チーズアレルギーかもしれません。(※6)
チーズアレルギーがある人の食事のポイント・注意点
ポイント
- 代替食品の植物性チーズを活用する
- カルシウムを意識して摂る
- 栄養成分表示を確認する
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。