皮膚への効能が期待される「アロエゲル」

アロエゲルとは、「アロエベラ」というアロエを主成分としたゲルのことです。

海外の臨床研究ではアロエゲルの皮膚への使用により、ニキビや火傷を和らげる作用が期待されています。まれに肌トラブルも報告されており、アロエゲルの使用には注意も必要です。(※6)

【Q&A】アロエは生のまま食べられる?

A. アロエは透明な葉肉を生で食べられます。

生のアロエをそのまま食べることを「アロエの刺身」と呼ぶこともあります。ただし、安全のためアロエの葉の外側は取り除いて食べましょう。ドイツ連邦の意見書によると、アロエの葉の外側にある成分に健康へのリスクが疑われています。(※7,8)

【Q&A】アロエヨーグルトにも同じ効果が期待できる?

A. アロエヨーグルトでも、肌への効能が期待できます。

アロエ(アロエベラ)の植物ステロールを含むヨーグルトドリンクの摂取により、皮膚の保湿力や弾力が高まることが研究で明らかに。さらに、アロエヨーグルトとして摂取すると、ヨーグルトの乳酸菌も補給できる点がうれいしいですね。(※5,9)

【Q&A】アロエを食べすぎるとどうなる?

A. 食物繊維の摂りすぎで、便秘や下痢をおこすおそれが。また、アロエは子宮収縮を促す作用があり、生理中・妊娠中の飲食には注意が必要です。

大人が生のアロエの葉肉を飲食する場合、目安は一日15gほど。初めて食べるときは少量にして、不安な方、持病がある方などは医師に相談しましょう。(※10,11,12)

アロエの栄養を活かすおすすめの食べ方

ポイント

  1. 生のまま刺身にする
  2. ヨーグルトと合わせる
  3. サラダやマリネにする

生でそのまま刺身にする

アロエの葉肉を生で刺身として食べる方法です。アロエをゆでると、カリウムのような水溶性の栄養素が溶け出ることがあり、そのまま味わったほうが栄養を逃しません。しょうゆやポン酢しょうゆなど、お好みの調味料をつけて味わいます。わさび、しょうがなどの薬味をトッピングしてもいいですね。(※1,7,13)
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