なぜアルミホイルで包丁の切れ味がよくなるの?

この裏技、実はアルミホイルで包丁を削っているわけではないんです。

アルミホイルを切ることで、包丁の小さな刃こぼれや細かい傷にアルミホイルが入り込んで刃がなめらかになり、切れ味を復活させるという仕組みだそう。これは構成刃先と呼ばれる現象で、はさみにも応用できるとのこと

効果は一時的なもので、すぐに切れ味が戻ってしまう点にはご注意ください。

アルミホイルで包丁を研ぐときの注意点

木製まな板の上ではやらない

Photo by Asaki

アルミホイルを木製のまな板の上で切ると、黒い跡が残る場合があります。これは水や洗剤で洗ってもなかなか落ちないので注意。

お湯とたわしで何度もこすることで気にならない程度まで落とせましたが、できるだけ木製まな板は避けるのをおすすめします。

包丁の状態によっては効果がない場合も

この裏技は、刃の傷を埋めてなめらかにするという方法のため、刃が丸く摩耗しきっていたり、錆びた状態の場合は効果がない可能性も。

「まだ使えるけど少し切れ味が悪くなったかも」と思ったタイミングで使うのが、一番効果がありそうです。

砥石やシャープナーがなくて困ったら試してみて

Photo by Asaki

緊急時やアウトドアなどで活躍しそうな、アルミホイルで包丁を研ぐ裏技。一時的なものとはいえ、手軽に切れ味を復活させられるのはうれしいですね。砥石やシャープナーがなくて困ったときは、ぜひ試してみてください♪
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