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野菜のプロ直伝!おいしい長ねぎの選び方
みなさん、こんにちは。八百屋歴10年の青髪のテツ(@tetsublogorg)です。寒い時期が続いており、お鍋がおいしい季節になりましたね。
そんなお鍋に欠かせない長ねぎは厳しい寒さにあたることで甘くなります。これは長ねぎに限らず、白菜や大根などの冬野菜全体に言えるのですが、自身の水分が凍結しないよう、自ら糖を生成し氷点を下げるという自己防衛のおかげなのです。
では、より甘くおいしい長ねぎを選ぶにはどうすればよいのでしょうか。この記事では意外な選び方について紹介していきます。
そんなお鍋に欠かせない長ねぎは厳しい寒さにあたることで甘くなります。これは長ねぎに限らず、白菜や大根などの冬野菜全体に言えるのですが、自身の水分が凍結しないよう、自ら糖を生成し氷点を下げるという自己防衛のおかげなのです。
では、より甘くおいしい長ねぎを選ぶにはどうすればよいのでしょうか。この記事では意外な選び方について紹介していきます。
長ねぎはネバネバが多いほど甘い!
長ねぎの緑色の部分を切ると、とろりとしたゼリー状の成分が出てきますよね。これは多糖類の複合体です。この粘液には免疫細胞を活性化する働きがあり、その働きは加熱しても損なわれません。
さらに加熱することでフルクトース(※)という糖に変わるため、ネバネバが多い個体は甘くておいしいといえるのです。
※果物やテーブルシュガーなどに含まれる単糖のこと
さらに加熱することでフルクトース(※)という糖に変わるため、ネバネバが多い個体は甘くておいしいといえるのです。
※果物やテーブルシュガーなどに含まれる単糖のこと
鮮度の良い長ねぎの選び方
6つのチェックポイント
- 葉先までピンとしている
- 葉先が枯れていない
- 緑色が鮮やかで白い部分とのコントラストがはっきりしている
- ツヤがある
- 引き締まっている
- まっすぐ伸びている
鮮度が良くおいしい長ねぎを見分けるためには、6個のポイントを確認しましょう。
長ねぎのような葉物野菜は葉先から傷んできます。なので、最初に葉先の状態をチェックしましょう。
葉先までピンとしていて、鮮やかな緑色のものは鮮度が良いです。逆に葉先が萎れていたり、黄色く変色しているようなものは収穫から時間が経っている可能性が高いので避けるようにしましょう。
葉先までピンとしていて、鮮やかな緑色のものは鮮度が良いです。逆に葉先が萎れていたり、黄色く変色しているようなものは収穫から時間が経っている可能性が高いので避けるようにしましょう。
次に色に注目しましょう。白い部分がきれいな白色でツヤがあり、葉の緑色が鮮やかで白い部分との境目のコントラストがはっきりしているものは鮮度が良いです。黄ばんでいたり、黒ずんでいるものは傷みかけているので避けるようにしましょう。
さらに軽く触ってみて弾力があるものを選びましょう。フカフカしているものは乾燥し水分が抜け始めているので避けたほうが良いです。
私が八百屋の仕事で鮮度チェックをする際は、長ねぎが曲がっていないかを確認します。
ねぎは上に向かって生長しようとするので長く陳列していると曲がってしまいます。曲がった長ねぎは傷んでいるわけではないですが、長く陳列されている証拠になるので鮮度にこだわる方は避けたほうが良いです。
ねぎは上に向かって生長しようとするので長く陳列していると曲がってしまいます。曲がった長ねぎは傷んでいるわけではないですが、長く陳列されている証拠になるので鮮度にこだわる方は避けたほうが良いです。
冬は長ねぎが安くておいしい季節
長ねぎは今の時期が一番おいしく、流通量も多くなります。流通量が多くなると需要と供給のバランスで安くなりやすくなるんです。
また栄養価も抜群です。緑色の部分は抗酸化作用が豊富なβカロテンを多く含んでいて、白い部分は抗菌作用のある辛味成分を豊富に含みます。おいしくて値段が下がりやすくなるこの時期に、たくさん長ねぎを食べてくださいね。
また栄養価も抜群です。緑色の部分は抗酸化作用が豊富なβカロテンを多く含んでいて、白い部分は抗菌作用のある辛味成分を豊富に含みます。おいしくて値段が下がりやすくなるこの時期に、たくさん長ねぎを食べてくださいね。
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