ライター : いとう まさと

WEBライター

この記事でわかること

賞味期限と消費期限は異なり、賞味期限は品質が変わらずおいしく食べられる期間を示し、消費期限は安全に食べられる期間を示します。いずれも未開封で正しい保存方法を守った場合に限り適用されるもの。

そばの賞味期限、消費期限は種類によって異なります。市販品の生そばは消費期限が3~7日程度、手打ちそばの場合は3日程度。半生そばの賞味期限は約90日、乾麺そばの賞味期限は1~2年程度です。開封後は早めに食べきり、傷んだそばは食べないよう注意してください。

賞味期限切れのそばは一定期間内であれば食べられますが、品質の劣化や安全性の低下には注意が必要です。保存方法も重要で、生そばやゆでたそばは冷蔵庫か冷凍庫、乾麺そばや半生そばは常温で保存しましょう。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限は記載された年月日まで、品質が変わらずおいしく食べられる期間のこと。スナック類やカップ麺など、傷みにくい食品に表示されているのが特徴です。

一方の消費期限は記載された年月日まで、その食品を安全に食べられる期間のこと。お惣菜やサンドイッチなど、傷みやすい食品に表示されています。

ただし、いずれも“未開封”で“正しい保存方法を守ったとき”に限り適用されるものです。(※1)

【種類別】そばの賞味期限・消費期限

種類賞味・消費期限
生そば市販品消費期限/冷蔵3~7日程度
手打ちそば消費期限/冷蔵3日程度
半生そば賞味期限/常温90日程度
乾麺そば賞味期限/常温1年~2年程度
ゆでたそば消費期限/常温3日程度

生そば・手打ちそば

生そばには「消費期限」が設定されており、スーパーなどで市販されているものは3~7日程度、手打ちそばの場合は3日程度。いずれも冷蔵保存した場合の目安で、とくに市販品は未開封であることも条件です。

生そばは半生そば・乾麺そばに比べて傷みやすいため、早めに食べきることが大事。消費期限が過ぎると安全性の問題が出てくるので、十分に注意しましょう。

半生そば

半生そばとは、生そばの風味をできる限り損なわないよう加工し、保存期間を長くしたもののこと。生そばから一定の水分を抜くことで、長期保存を可能にしています。

半生そばの賞味期限は、おおむね90日間程度。ただ、商品によって賞味期限は異なるので、パッケージなどに記載されている年月日をよく確認するようにしてください。

乾麺そば

生そばを干して乾燥させ、長期保存を可能にしたのが「乾麺そば(乾そば)」。カビ・微生物が繁殖しにくいため、長く保存することができます。

乾麺そばの保存期間は1~2年程度。乾麺そばも商品によって賞味期限の長さは変わってきます。長期保存を前提とする場合は、購入前に商品情報をよく確認するようにしましょう。
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