ゆでたそば

ゆでたそばは生そばと同じく、あまり日持ちしません。1食分ずつ小分けにし、ラップで密閉してから冷蔵庫へ入れれば3日程度は日持ちします。

とはいえ、時間が経つと傷みやすくなるため、安全のためにも早く食べるようにしてください。

開封後のそばの賞味期限

前述したとおり、賞味期限・消費期限は未開封の状態を前提としています。開封後はどんな商品でも劣化が早くなるので、なるべく早く食べるようにしましょう。

開封済みのそばを保存する際は、常温・冷蔵問わず空気を遮断することが大事。チャック付きの保存袋に入れて口をしっかりと閉じたり、空気を抜いて密閉保存することで、虫・カビ・微生物の発生や品質の劣化を抑えられます。

賞味期限切れのそばは食べられる?

半生そばや乾燥そばなど、賞味期限が設定されている商品の場合は、期限を過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。以下で、賞味期限切れの半生そば・乾麺そばがどのくらいの期間まで食べられるか見ていきましょう。

【種類別】賞味期限切れのそばがいつまで食べられるか

賞味期限切れの半生そば

食品の賞味期限は、検査によって算出された「可食期間」に、1未満(0.7~0.9)の安全係数をかけて設定されています。

仮に半生そばの賞味期限が90日間、安全係数は0.8だとすると、可食期間は約112日ほど。期限切れから20日間くらいは食べられるというわけです。

ただし、保存状態が悪いと品質の劣化が早まり、安全性の問題も出やすくなります。賞味期限切れのそばを食べる際は、よく状態を確認するようにしてください。(※2)

賞味期限切れの乾麺そば

上記のように計算すると、賞味期限が1年(365日間)の乾麺そばの保存可能期間は約456日間です。賞味期限が切れてから3ヶ月間くらいは食べられる可能性があります。

ただし、やはり品質の劣化・安全性の低下はまぬがれないので、賞味期限が切れたものは早めに食べきってしまうことをおすすめします。(※2)

傷んだそばの見分け方

生そば・半生そば

・溶けてどろどろになっている
・カビが生えている
・異臭がする


生そばや半生そばの場合、上記のような状態が見られたら傷んだり、腐ったりしている可能性があります。封を開けた瞬間に異臭がしたり、明らかに通常とは違う見た目をしていたりしたら、食べずにすぐに処分してください。
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