ライター : いとう まさと

WEBライター

【2022年版】大根が高いのはなぜ?理由・原因を解説

大根は生活に欠かせない食材ですが、さまざまな要因によって価格が上がることがあります。本記事では、大根の価格がなぜ高くなるのか、天候や時期的な要因に着目して解説。

くわえて、大根が安くなる時期や、コストを抑える方法、代用となる食材についても紹介します。この記事を参考にして、価格アップの対策をしてみてください。

大根の価格推移。生活への影響は?

2022年の7月頃から9月に至るまで、大根の高値が続いています。農林水産省が発表した卸売り価格のデータによると、2022年7月時点で1kgあたりの価格が平年の5割高の水準に。その後の発表・見通しでも、価格が高くなっていることが示されています。

ためしに総務省統計局の「小売物価統計調査」のデータも見てみましょう。1kgあたりの全国平均価格が2021年8月には180円、9月には192円だったのに対し、2022年8月・9月は250円とかなりの高値。

大根は一般家庭のみならず、飲食店でも使用されることが多い野菜です。とくにおでんを作って販売しているお店では、打撃も大きいでしょう。(※1,2)

大根の価格が高い原因・理由

2022年7月から大根の高値が続いている主な原因は、天候不順だといわれています。

主要産地である北海道、青森県など北日本の地域で大雨や急激な気温上昇に見舞われたため、生育の遅れや病害が発生。結果として出荷量が少なくなり、値段が上昇している状況です。

そのほか円安や国際情勢の変化にともなう原油高の影響がある、という声もあります。さまざまな要因が絡まって、価格上昇につながっているようですね。

大根だけでなく、にんじんやねぎも高値に?

北日本の天候不順は大根のみならず、にんじんやねぎの価格にも影響を与えています。

「小売物価統計調査」に基づくデーターによると、にんじん1kgの全国平均価格は2021年8月に401円、9月に402円だったのが、2022年8月は441円、9月には514円に。

同じく、ねぎ1kgの全国平均価格も、2021年8月に793円、9月に820円だったのが、2022年8月は834円、9月は832円と高値を記録しました。(※2)

大根は「夏」に高い?安くなる時期をチェック

「小売物価統計調査」のデータを見てみると、大根の価格は例年8~9月に高くなる傾向にあります。

ためしに過去の価格推移を確認すると、2020年7月の全国平均価格は195円ですが、8月は206円、9月は200円と高くなり、10月には192円と落ち着いています。2021年は7月が179円、8月が180円、9月が192円、10月が187円と、同じような値動きが。

このように、大根の価格は夏の時期、とくに8~9月に高くなることがわかります。(※2)

大根が安くなるのは旬である「冬」

では、大根が安くなる時期はいつ頃なのでしょうか。それはずばり、大根の旬の時期である冬。具体的には、11月~12月にかけて安くなる傾向にあります。

2020年のデータを見ると、10月の全国平均価格が192円だったのが、11月に入ると157円になり、12月には124円に。年をまたいで2021年の1月には166円、2月には154円という結果に。

年によって異なりますが、例年おおむねこのような値動きをしています。やはり、大根は旬の時期にもっとも安くなる傾向にあるようですね。
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