ライター : いとう まさと

WEBライター

パン粉の賞味期限を知ろう

パン粉には、水分をある程度残した「生パン粉」と、しっかりと乾燥させた「乾燥パン粉」の2種類があります。それぞれ適切な保存方法が異なり、賞味期限も変わってくるので注意が必要です。

そこでこの記事では、生パン粉と乾燥パン粉に分けて、賞味期限の目安や保存方法を紹介!さらに、賞味期限切れのパン粉がいつまで食べられるのかも解説します。ぜひ参考にしてくださいね。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限とは、パッケージに記載されている年月日まで“品質が変わらずおいしく食べられる期限”のこと。スナック菓子や缶詰など、傷みにくい食品に表示されていることが多いです。

消費期限は、パッケージ記載の年月日まで“安全に食べられる期限”のこと。お惣菜やお弁当、ケーキなど、傷みやすい食品に表示されているのが特徴です。

いずれの表示も、“未開封の状態”で“適切な方法で保存をおこなった”場合に限り有効です。(※1)

【種類別】パン粉の賞味期限

ここでは、生パン粉と乾燥パン粉に分けて、賞味期限の目安について見ていきましょう。それぞれ水分量が異なるため、賞味期限の長さは異なります。未開封・開封済みの賞味期限について紹介するので、保存の際の参考にしてください。

乾燥パン粉の賞味期限

乾燥パン粉は生パン粉に比べて水分量が少ないため保存性が高いのがメリット。賞味期限はメーカーや商品によって異なり、半年~1年のものが多いです。

開封後は風味を損ないやすく、傷みやすくなります。冷暗所や冷蔵庫で保存して、1ヶ月以内に使い切ることがおすすめです。(※2,3,4,5)

生パン粉の賞味期限

メーカーや商品によって異なりますが、生パン粉の賞味期限は約2ヶ月~3ヶ月のものが多いです。生パン粉は乾燥パン粉に比べて水分を多く含むため、賞味期限も短めなのが特徴。

開封後は傷みやすくなるため、冷蔵庫に入れてなるべく早く使いましょう。安全のためにも1週間以内に使い切ることをおすすめします。(※5,6,7,8,9)

【未開封】賞味期限切れのパン粉は食べられる?

食品の賞味期限は、検査によって算出された最大の保存期間に、1未満の安全係数(0.7~0.9)をかけて設定されています。そのため、未開封の状態で正しい保存方法をおこなっていれば、賞味期限が切れたからといって、すぐにパン粉が食べられなくなることはありません

ただし、風味が落ちていたり傷んでいたりする可能性もあるため、食べる前にはしっかりと状態をチェックしましょう。(※10,11)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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