
ライター : 渡辺 りほ
管理栄養士
学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養学…もっとみる
我慢しなくてOK!ダイエット中に間食を摂るメリット
間食のメリット
- 夕食の食べ過ぎを抑える
- 食後血糖値の急激な変化を抑制する
- 食事で不足しがちな栄養を補える
夕食の食べ過ぎを抑える
やせるためにおやつを我慢している方は多いかと思いますが、間食を上手に取り入れればダイエット中に食べてもかまいません。
ダイエットのために間食を一切摂らないようにしていると、昼食と夕食の間隔があいて空腹状態が続きます。すると、夕食を摂る際、食べ過ぎや早食いにつながるおそれが。
昼食と夕食の間に間食を摂ることで、空腹感による食べ過ぎの対策になりますよ。(※1,2)
ダイエットのために間食を一切摂らないようにしていると、昼食と夕食の間隔があいて空腹状態が続きます。すると、夕食を摂る際、食べ過ぎや早食いにつながるおそれが。
昼食と夕食の間に間食を摂ることで、空腹感による食べ過ぎの対策になりますよ。(※1,2)
食後血糖値の急激な変化を抑制する
空腹状態で糖質が豊富なごはんやパンを食べると、血糖値が急上昇します。すると、糖質を脂肪として溜め込むホルモンが過剰に分泌され、肥満につながるおそれが。適度に間食を摂ると、食後血糖値の急激な変動を抑えられます。
とくに、食後血糖値の上昇を抑える作用がある、食物繊維が豊富なものを間食に選ぶのがおすすめ。(※2,3)
とくに、食後血糖値の上昇を抑える作用がある、食物繊維が豊富なものを間食に選ぶのがおすすめ。(※2,3)
食事で不足しがちな栄養を補える
間食は日々の楽しみや気分転換といった役割だけでなく、選び方次第で栄養補給につながります。ダイエット中に不足しがちなカルシウムや食物繊維などが含まれているものを間食に取り入れましょう。
カルシウムはヨーグルトや小魚に、食物繊維はナッツや果物、大豆に豊富です。(※4,5)
カルシウムはヨーグルトや小魚に、食物繊維はナッツや果物、大豆に豊富です。(※4,5)
ダイエット中の間食、3つのポイント
ポイント
- 1. 低糖質・高たんぱくなものを選ぶ
- 2. 腸内環境を整える作用のあるもの
- 3. 一日に200kcal以内を目安にする
1. 低糖質・高たんぱくなものを選ぶ
ダイエット中に間食を摂る場合、血糖値が急上昇しないよう、なるべく低糖質なものを選ぶのがポイントです。スナック菓子やケーキのような糖質主体のものは避けましょう。
また、たんぱく質を多く含む間食は、腹持ちがよいことが明らかになっています。サラダチキンやチーズのように、低糖質・高たんぱくなものを選ぶとよいですよ。(※1,3,6)
また、たんぱく質を多く含む間食は、腹持ちがよいことが明らかになっています。サラダチキンやチーズのように、低糖質・高たんぱくなものを選ぶとよいですよ。(※1,3,6)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。