ライター : china0515

フードアナリスト2級

ガチ中華ブームの火付け役!? 池袋「沸騰小吃城(フットウシャオチーチェン)」

Photo by china0515

今年に入り、浸透し始めてきた “ガチ中華” という言葉。東京都内にはガチ中華の専門店やフードコートが増えています。

この記事では、そんなガチ中華ブームの火付け役といっても過言ではない、西池袋の「沸騰小吃城(フットウシャオチーチェン)」に潜入してみました!この記事では気になるメニューを中心に、ガチ中華の魅力をご紹介します。

ガチ中華とは?

「ガチ中華」とは、中国の方々が現地の味を提供している中国料理店や、料理そのもののことを指します。

日本人に親しみのある中華料理とはことなり、四川料理や広東料理、東北料理など、中国各地のご当地料理というのが特徴。食材や香辛料、味付けに至るまで日本人の好みに寄せていない、本場の味を楽しめるとして、人気を集めています。

2021年9月オープン。中国全土の屋台料理が並ぶフードコート

Photo by china0515

「沸騰小吃城(フットウシャオチーチェン)」は、西池袋に2021年9月にオープンした、中国全土の屋台料理が並ぶフードコート。池袋チャイナタウンと呼ばれ、池袋駅の西口、北口中心に中華料理店が多く並びますが、そのなかでも話題を呼んでいます。

点心料理、上海グルメといった日本人でもなじみのある料理から、湖南・湖北・雲南グルメといった料理まで楽しめますよ。

注文方法はスマホから

ショッピングモールのフードコートを想わせる店内で、まるで中国へ旅行に来ているかのような気分に……。

注文はテーブルのQRコードをスキャンして選んでいくスタイル。見たことのない、メニューが並んでいるのですべて挑戦してみたくなります……!

「沸騰小吃城」でおすすめのメニュー3選

1. 中国で大ブーム!ザリガニ料理「口味蝦(コウウェイシャ)」

Photo by china0515

1,680円(税込)
沸騰小吃城では、中国で大ブームを巻き起こしている “ザリガニ” を使ったメニューが豊富にそろっていますよ。

なかでも湖南料理の「口味蝦(コウウェイシャ)」はグツグツと煮える鍋に、たっぷりのザリガニと生姜や唐辛子、スパイスが入った屋台定番メニューです。

これでもか!と盛られた真っ赤なザリガニの山はインパクト抜群……!

Photo by china0515

ザリガニは小さめですが、意外にも肉がついていて、ミソもたっぷり。

プリっと肉厚な身は、噛むほどにギュッと詰まった旨みを楽しめます。臭みもなく、辛味スープとよく絡ませながら食べると、手が止まらなくなるほどクセになる味わい。たっぷり入ったザリガニの山もすぐになくなってしまいました。

スープは辛いですが旨みも感じるので、ザリガニ初心者でも食べやすい味でしたよ。

2. つるんと食べられる麺料理「四川涼粉」

Photo by china0515

580円(税込)
四川料理の「四川涼粉」は、つるんとしたのどごしが特徴のひと品。えんどう豆や緑豆などの原材料で作られる、寒天のような麺と胡瓜にラー油、花椒を合わせたピリ辛なソースを絡めています。

いかにも辛そうに見えますが、意外にも辛すぎることはなく、ピリ辛程度!

Photo by china0515

涼粉は少しもちもちとした食感を楽しめて、ピリ辛なソースとよく合います。シンプルな料理ですが、さっぱりと食べられるため、最初のひと品目にぴったりかも。

絶妙な辛さ加減が、食欲を増進させます!
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ