4. 体の老化対策に役立つ

麦茶には、抗酸化作用をもつポリフェノールが含まれています。抗酸化作用とは細胞を傷つけ、しわやシミ、老化などの原因になる活性酸素を抑えるはたらきのこと。活性酸素は常に体内で発生しているため、抗酸化作用がある食品を意識して摂りましょう。(※1,12)

5. 便秘対策に役立つ

便秘対策には、水分補給が大切。水分が不足すると便が硬くなってカサが減り、腸内での移動がしづらくなるからです。またカフェインは利尿作用があるため水分不足になるおそれがありますが、麦茶にはカフェインが含まれていないので安心して飲めます。(※13,14)

6. 虫歯を抑制する

麦茶には、虫歯や歯周病をの原因になるバイオフィルムが作られるのを抑制するはたらきがあると言われています。

バイオフィルムとは細菌が作る膜のこと。細菌はこの膜に守られて繁殖します。麦茶はバイオフィルムを作りづらくして、虫歯や歯ぐきの炎症といった病気を抑えることが期待できます。(※15)

【Q&A】麦茶にカフェインは含まれる?

A:麦茶はカフェインを含まないので、妊娠中の方や赤ちゃんも安心して飲めます。

カフェインには利尿作用があるため、カフェインを多く含む飲み物では十分な水分補給ができません。また、カフェインを摂り過ぎると胃が荒れたり、睡眠の質が悪くなったりすることも。麦茶はノンカフェインなので、体にやさしい飲み物だといえます。(※11,14,16,17,18)

【Q&A】麦茶と水はどっちが体にいい?

A:麦茶に含まれる栄養素の作用を期待するのであれば、麦茶のほうが体にいいといえます。

麦茶には、体にうれしい作用がある栄養素が含まれているのは前述のとおり。水は生命維持に必要不可欠なものですが、麦茶にすることで栄養をより多く摂ることができるようになりますよ。(※2,19)

【Q&A】麦茶と緑茶はどっちが体にいい?

A:麦茶とは異なり、緑茶はカフェインを含みます。カフェインには利尿作用があるため、水分補給を目的とするならば麦茶がおすすめです。

なお、カフェインには眠気覚ましや集中力の向上などの作用があります。常飲するなら麦茶を、緑茶はカフェインのメリットを活かしたいときに飲むのが望ましいでしょう。(※14,20,21)
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