ライター : 朝戸尚子

管理栄養士 / webライター

ビアテイストの「ホッピー」は低糖質なの?

※画像はイメージです
元祖ビアテイスト飲料であるホッピーは、アルコール度数が約0.8%と低く、製造開始以降半世紀以上に渡って愛されているドリンクです。

そんなホッピーは低カロリーかつ低糖質、そしてプリン体がゼロと、ダイエット中であっても飲みやすいのが特徴です。(※1)

ホッピーのカロリーと糖質量はどれくらい?

カロリー糖質量
ホッピー11kcal1.7g
黒ホッピー12kcal1.9g
(※2)
※100mlあたりで比較
すっきりとした飽きのこない味わいの定番ホッピーは11kcal、糖質量は1.7gです。また4種類の麦芽をブレンドし、甘みに加えて香ばしさと苦味を感じられる黒ホッピーは12kcal、糖質量が1.9gです。どちらも低カロリーかつ低糖質ですね。

ほかのお酒と比べると

カロリー糖質量
ホッピー11kcal1.7g
ビール39kcal3.1g
ハイボール48kcal0g
焼酎144kcal0g
赤ワイン68kcal1.5g
白ワイン75kcal2.0g
日本酒(純米吟醸酒)102kcal4.1g
(※2,3,4,5,6,7,8)
ホッピーのカロリーをほかのお酒と比べてみると、特に日本酒やワイン、焼酎と比べて低カロリーであることが分かります。また糖質量もビールや日本酒と比べて控えめです。糖質制限中でより糖質量を意識するのであれば、ホッピーよりもハイボールや焼酎をおすすめします。

糖質制限やダイエット中にホッピーを飲んでもいい?

※画像はイメージです
ホッピーはほかのお酒と比べると比較的糖質量が少ないので、糖質制限やダイエット中の人にもおすすめです。

ホッピー100mlあたりの糖質量は1.7g、一般的な360mlの瓶だと6.1gになります。糖質制限に着目したダイエット方法のひとつに、間食からの糖質量を10g程度にするとの考えがあることから、ホッピーなら一日1本程度に抑えるとよいでしょう。

またいくらホッピーが低カロリー・低糖質といっても飲みすぎは禁物です。お酒の場ではつい食べすぎたり、飲みすぎたりしてしまいがちなので、適量の範囲で楽しむようにしてくださいね。(※2,4,5,6,7,8,9)

糖質制限・ダイエット中のホッピーの飲み方と注意点

ホッピーの飲み方と注意点

  1. あと一杯に要注意!「量を決めて飲む」
  2. 晩酌は早めに切り上げる!「夜遅くに飲まない」
  3. 選び方が肝心!「おつまみは枝豆や冷奴にする」

あと一杯に要注意!「量を決めて飲む」

太らない飲み方のポイントは、糖質とアルコールの摂取量を適量にすることです。アルコールの過剰摂取は肥満や血圧の上昇につながるので注意しましょう。

ホッピーは低糖質でアルコール度数も0.8%と低いです。しかしホッピーを焼酎で割って飲む場合、割材の焼酎はアルコール度数が25%と高いです。適量とされる一日の純アルコール量は20gで、焼酎に換算すると100mlが目安になります。いくらホッピーそのものが低糖質だからとはいえ、適量の範囲を超えて飲みすぎると肥満の原因になりかねません。

過剰摂取をしないためには、先に量を決めてから飲みはじめるのがおすすめです。(※2,10,11)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ