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5. 邪気を払う「笹団子」
古くから、日本では笹の葉は邪気を払うと考えられていました。そのため、笹団子は七夕に食べると縁起が良いとされています。よもぎ粉入りの団子を笹の葉で包んで蒸すと、爽やかな香りと素朴な味わいを楽しめますよ。
6. お酒の代わりに。「甘酒酒(一夜酒)」
日本には「五節句」と呼ばれる5つの節句があり、季節の変わり目に邪気を払う風習があります。七夕もそのひとつですが、ほかの節句と異なるのはノンアルコールであること。
七夕に飲む甘酒は「一夜酒(ひとよざけ)」といわれ、半日程度でできあがるため、アルコール分はほとんど含まれていません。七夕の時期は暑いため、暑気払いや夏バテ対策にもぴったりですよ。
七夕に飲む甘酒は「一夜酒(ひとよざけ)」といわれ、半日程度でできあがるため、アルコール分はほとんど含まれていません。七夕の時期は暑いため、暑気払いや夏バテ対策にもぴったりですよ。
7. 素朴な味わい 「やせうま」
「やせうま」は、小麦粉を水で練って薄くのばしてゆで、きな粉や砂糖をまぶすおやつ。大分県の郷土料理です。平安時代の貴族の幼児が、古野にある妙蓮寺へ参拝の道中に食べたといわれています。お盆や七夕のお供えもののほか、学校給食や飲食店でも広く親しまれていますよ。
七夕の行事食・縁起がよい食べ物一覧
- そうめん
- ちらし寿司
- 麦縄(むぎなわ)/索餅(さくべい)
- 竹料理
- 笹団子
- あま酒(一夜酒)
- やせうま
伝統食以外にも♪ 七夕におすすめのレシピ8選
1. 「笹の節句」の七夕に。笹寿司
「笹寿司」は、北信越地方に伝わる郷土料理。新潟県ではクマ笹の上に酢飯をのせて具材や薬味を盛りつけます。ハレの日の人が多く集まるときに振舞われることが多いです。七夕は「笹の節句」ともいわれるように、糸魚川では7月7日を「糸魚川 七夕は笹ずしの日」とし、笹寿司が楽しまれていますよ。
2. 見た目がかわいい!金平糖で漬ける梅サワー
カラフルな星形がかわいらしい金平糖。天の川をイメージして、七夕の7月7日は「コンペイトウの日」と認定されているんですよ。織姫と彦星が会えるイメージをして七夕にいただきましょう。梅サワーを浸けるときに、氷砂糖と一緒に金平糖を混ぜると見た目がかわいいですよ。
3. 見栄えが良い!木綿豆腐の七夕マリネ
花型や星型でくり抜く木綿豆腐に、アスパラガスの緑と生ハムのピンクが映える、七夕にぴったりなひと品。木綿豆腐はしっかり水切りすると、型抜きしても崩れにくいですよ。生ハムの塩気と甘酸っぱいマリネ液に浸す木綿豆腐がよく合います。前日から準備して、七夕気分を盛り上げましょう。
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