ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ひそかなブーム?ギリシャの万能ディップソース「ザジキ」

Photo by muccinpurin

世界の珍しい調味料が手に入るカルディにて、「タパスdeワイン ガーリック香るザジキ」を見つけました。ザジキといえばギリシャ生まれのヨーグルトを使った伝統料理で、キプロス、東ヨーロッパ、西アジア周辺で昔から親しまれています。

さっぱりとしながらコクがある味わいは日本人にも食べやすく、家で作る人もいるほどひそかなブームなんですよ。

とはいえ、まだまだ日本ではなじみが薄いザジキ。異国情緒漂うザジキの味わいや、使い方アレンジをご紹介します。

カルディ「タパスdeワイン ガーリック香るザジキ」

Photo by muccinpurin

価格:243円(税込)
「タパスdeワイン ガーリック香るザジキ」は、ギリシャ生まれの伝統料理、ザジキをイメージしたカルディオリジナルアイテム。地中海をイメージした青いデザインのパッケージで、冷蔵販売されています。

ヨーグルトに刻んだきゅうりやディル、にんにくなどを混ぜ合わせ、塩やレモン果汁で味付けした、さっぱりとした料理で、現地ではパンに付けたり魚料理、肉料理のソースとして親しまれているのだそう。ギリシャといえばヨーグルトが有名なので、料理に使われるのも納得ですよね。

Photo by muccinpurin

カルディのザジキの原材料は、乳等を主要原料とする食品(国内製造)、マヨネーズ、きゅうりしょうゆ漬、レモン果汁パウダー、ガーリックパウダー、乾燥ディルなどが使われています。

ヨーグルトやマヨネーズはもちろん、きゅうりやガーリックなど、日本人になじみがある食材ばかり。唯一乾燥ディルがやや珍しさこそありますが、クセがないので日本人にも親しみやすい味であることが予想されます。

濃厚ヨーグルトのやさしい味わい

Photo by muccinpurin

一見タルタルソースのようにも見えますが、きゅうりは細かく刻まれ、ヨーグルトの水分はかなり少なくクリーミーで濃厚です。ソース程のやわらかさはなく、スプーンで落としてもぽってり落ちるくらいの濃厚さ。日本でも流行っているギリシャヨーグルトからもわかるように、本場ギリシャのヨーグルトは水分が少なく、濃いものが多いようです。

1袋に100g入って税込243円。多すぎず少なすぎず、食べきりサイズなので残さず使いきることができそうですよ。

ザジキを使った簡単アレンジ2選

1. 野菜スティックにディップ

Photo by muccinpurin

ザジキのもっとも簡単な使い方は、野菜スティックにディップすること。濃厚なザジキは野菜に絡みやすく、ほどよい塩気と酸味が相性抜群。ザジキそのものは塩分控えめですが、ガーリックパウダーの風味やディルの香りで物足りなさがなく、味がはっきりと感じられますよ。

Photo by muccinpurin

きゅうりを使ったザジキにきゅうりをつけて食べるってちょっと不思議ですが、ザジキに入っているきゅうりはしょうゆ漬けになっているらしく、水っぽさがなくきゅうりの風味と食感だけのいいとこ取り。

ヨーグルトのさっぱり感とマヨネーズのコクで、野菜スティックがどんどん進みますよ。

2. フライドポテトにディップ

Photo by muccinpurin

さっぱりとしたヨーグルトの風味を生かすべく、揚げたてのポテトにかけてみましたよ。日本で揚げ物にかけるといえばタルタルソースがメジャーですが、卵とマヨネーズがメインのタルタルソースはどうしてカロリーが気になりますよね。

その点ザジキの主な材料はヨーグルトなので、カロリーや脂肪分も控えめ。罪悪感なく揚げ物を食べるには最高のソースです。

Photo by muccinpurin

脂っぽくなりがちなフライドポテトも、ザジキのさっぱり味にかかればあら不思議。脂っぽさが気にならず、パクパクと進みます。ケチャップ味もいいけれど、ヨーグルトの酸味が揚げたじゃがいもによく合いますよ。

気になる存在。ザジキはカルディの通販で買える!

ギリシャ生まれの気になるザジキが食べてみたくなった方は、カルディ各店やカルディのオンラインショップをチェックしてみてください。

冷蔵商品なので、チーズやドレッシングが並んだ棚に並んでいます。未開封で2カ月ほど日持ちするので、通販の方はぜひまとめ買いをおすすめします。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ