体内時計を整える

人の体は、脳や臓器に体内時計が存在し、一日や1週間のリズムを作り出しています。体内時計は24時間より少し長い周期で動いているため、毎日リセットすることが大切です。

オートミールのような炭水化物を含む食材を食べると、血糖値が上がり、インスリンというホルモンが分泌されます。インスリンは体内時計をリセットする役割がありますよ。

また、朝からインスリンがはたらきやすくするため、夕食から朝食までの時間を10時間ほどあけるのがよいですよ。(※4,9)

腸のぜん動運動を促す

オートミールと白米を100gあたりで比べると、オートミールのほうが約12倍も多く、不溶性食物繊維を含んでいます。不溶性食物繊維は水分を吸収して便のかさを増やし、腸のぜん動運動を活発にするので、便秘対策に役立ちます。

また、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方に、腸内で善玉菌の増殖を助ける作用もありますよ。(※7,8,10)

食べ過ぎを抑える

オートミールは食物繊維が豊富で、噛みごたえがある食材です。ダイエット中にオートミールを食べるときは、いつも以上によく噛んで食べましょう。前述したように、たくさん噛むと少ない量でも脳が満足感を得られ、食べ過ぎを抑えられます

また、オートミールに含まれる水溶性食物繊維は、水を含んでゲル状になり、胃腸内をゆっくり移動しますよ。腹持ちのよいオートミールを朝ごはんで食べれば、お腹が空きにくくなります。(※6,7,8)

オートミールをダイエットに取り入れる際の注意点

注意点

  1. 甘味のつけ過ぎに注意
  2. 1食30gを目安にし、食べ過ぎない
  3. 栄養バランスのよい食事をする

甘味のつけ過ぎに注意

オートミール自体には甘味はないため、食べやすくするために砂糖やはちみつ、果物、ドライフルーツなどを混ぜることがあるかもしれません。ただし、それらを入れ過ぎるとカロリーを余計にとってしまうことになります。オートミールの味付けやトッピングには注意しましょう。

1食30gを目安にし、食べ過ぎない

オートミールの1食分の目安は、30gです。オートミールはヘルシーな食材と言えども、食べ過ぎは禁物。主食をオートミールに置き換えるようにし、食べ過ぎないようにしてくださいね。(※2)
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