ライター : macaroni 編集部

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時代や世代を超えて愛される「プリン・ア・ラ・モード」

Photo by 島田みゆ

プリンをメインに、色とりどりのフルーツが豪華に盛り付けられた「プリン・ア・ラ・モード」は、時代や世代を超えて愛されるスイーツ。

昭和レトロを感じる懐かしさとともに、高級感や特別感もあります。ア・ラ・モードとは、フランス語で「流行の(a la mode)」という意味。

一見外国生まれかと思いきや、実は正真正銘、日本発祥のスイーツなんです。生まれたのは、横浜「ホテルニューグランド」。

Photo by 島田みゆ

重厚で美しいホテルニューグランドの「本館大階段」、ヨーロッパ風の庭園「本館中庭」
1927年、関東大震災の復興のシンボルとして建てられた「ホテルニューグランド」。地元で愛されるホテルとして、今なお歴史を刻んでいます。

Photo by 島田みゆ

なんとホテルニューグランドは、「プリン・ア・ラ・モード」だけでなく、今では定番になっている洋食「ナポリタン」や「シーフードドリア」の発祥でもあります。

ナポリタンの発祥についての記事はこちら▼
前回の記事はこちら▼

昔懐かしいおいしさにうっとり

Photo by 島田みゆ

テーブルに運ばれてきた瞬間、思わず笑顔になるこのビジュアル。

オレンジ、さくらんぼ、プルーン、プリンのカラメルがキラキラと輝き、アイスと生クリームもたっぷり。脚付きのガラスの器に盛られ、まるで芸術品のようです。

Photo by 島田みゆ

ひと口運ぶごとに、さらに笑みがこぼれてしまうおいしさ。シンプルな味わいのプリンやバニラアイス、そしてなじみのあるフルーツたちが味わいに華を添えてくれます。

特にホイップクリームは、ここでしか食べられない特別な味だと大好評だそう。なめらかな口あたりで、ミルク感たっぷり。濃厚なおいしさで、ホイップクリームだけでもずっと食べていたいほどです。

Photo by 島田みゆ

そんな「プリン・ア・ラ・モード」のおいしさの秘密や、家で作る際のコツについて、ホテルニューグランドのパティシエ熊倉さんに聞きました

固めでクラシカルな味わいのプリン

Photo by 島田みゆ

「最近ではなめらかなタイプも流行っていますが、当店のプリンは昔懐かしいと感じていただけるような固めの仕上がり。

材料には余計なものやめずらしいものは使わず、卵、牛乳、砂糖、バニラエッセンスのみ。特徴としては、火が入りやすいように、全卵を使っていることですね。

蒸し焼き具合は、その時々で細かく微調整しています。シンプルな材料で丁寧に作ることで、やさしいおいしさになっているのだと思います」

誕生当時から変わらないバニラアイス

Photo by 島田みゆ

「バニラアイスも材料はシンプルに、卵、生クリーム、牛乳、砂糖だけ。ただ企業秘密ですが、割合にはかなりこだわっています。

また、このバニラアイスはほかのデザートにも使っていて、いわば“ホテルニューグランドのデザートの軸”となる大事なもの。だからこそ一年中、いつ食べても変わらない味でお出しできるよう、逆に手に入りにくい特別な材料や作り方はしていないんです」

「楽しむ」ことで、プリン・ア・ラ・モードはおいしくなる!

そんなプリン・ア・ラ・モードを、家庭でおいしく作るためのポイントを熊倉シェフに聞きました。

Photo by 島田みゆ

好きなものを好きなだけ!何よりも楽しむことが大事

「コツはただひとつ、『好きなものを入れて楽しんで盛り付ける!』……これだけではないでしょうか(笑)。もちろん素材や味も大事ですが、それ以上に、作る人や食べる人、みんなが笑顔で楽しく喜んでくれる。それが、プリン・ア・ラ・モードの本質だからです。

アイス、プリン、フルーツなどは好きなものや、旬のものなど、なんでも入れてください。おいしそう!ワクワクする!そんな思いをのせて作れば、間違いなくおいしくなります」
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