ライター : オミ

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兵庫県姫路市のご当地グルメ「姫路おでん」の特徴は?

Photo by オミ

姫路おでんは、おでんにしょうが醤油をかけたりつけたりして食べます。

具材やだしなどは一般的なおでんと変わりませんが、しょうが醤油で食べると「姫路おでん」になるのです。姫路市を中心とした地域で親しまれている、ありそうでなかった食べ方。2006年に「姫路おでん」と名付けられました。

姫路おでんの始まりは、大正末期か昭和初期からなど諸説あります。味を調整するために、甘辛い関東煮(かんとだき:関東風おでんを指す)に、地場産業の醤油としょうがで作った、しょうが醤油をかけて食べたのがルーツと言われています。

1. 姫路おでんをはじめ播州名物を楽しめる「居酒屋 楽歳 姫路南店」

夜の町に映える明るい提灯と、古民家の建物で風情たっぷりな「居酒屋 楽歳(がっさい)姫路南店」。種類豊富なお酒と、新鮮な魚介類がおいしい居酒屋です。

良心的な価格帯で、おいしい居酒屋メニューが楽しめると評判のお店ですが、姫路おでんも実力派メニューのひとつなんですよ。

姫路おでん盛

Photo by @vetro_457

600円(税込)
人気メニューの「姫路おでん盛」には、焼きちくわやごぼう天、大根など、おでんに欠かせない人気の具が大集合!どれもお出汁のしみ込んだ、深い味わいです。

おろしたてのしょうが醤油をかけて、あっさりしながら旨みのある姫路おでんを味わいましょう。

姫路の地酒はもちろん、全国の珍しいお酒もあるので、姫路おでんをあてに楽しむのもいいですね♪
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2. 食べ始めると止まらない!「十七八」

JR姫路駅から姫路城へ向かう途中にある「十七八(となはち)」は、昭和7年創業の老舗。姫路市民から長年愛されているおでん屋さんです。

名物女将が切り盛りする、カウンター10席ほどのお店。店内は、おでんをあてにお酒を楽しむお客さんでいつも賑わっています。

お品書きが一切ないのですが、旬の野菜や山菜などの珍しいおでんが女性に人気。女将の明瞭会計も名物のひとつですよ。

焼き豆腐、牛すじ、がんもどき、ワカメ

十七八のおでんは、いわゆる関西風のおでん。透明感のある繊細な出汁がおいしいと評判です。

がんもどきや焼き豆腐など、おでん種はとてもふんわりとした仕上がり。出汁がよくしみた、極上の味です。

厚揚げや焼き豆腐など人気メニューのほか、「しゅうまい」も大人気。ワラビやフキをかんぴょうで巻いたものなど、女性に好まれるメニューも盛りだくさんですよ。
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3. 姫路おでんの串刺しが映える「酒饌亭 灘菊かっぱ亭」

Photo by @kuro1227dora

「酒饌亭灘菊(しゅせんていなだぎく)かっぱ亭」は、明治43年創業の灘菊酒造が運営をしているお店。姫路おでん以外にも、酒粕たっぷりのおでんや居酒屋メニューを、おいしいお酒と一緒に味わえます。

店内を見渡すと目に入るのが、テーブル席に置かれた太鼓の椅子。本物の太鼓を使っているのだそう。楽しい気分でおいしいものがいただけますね♪
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